まだ僕が6つの頃。大好きで大切な彼と一つの約束を交わした。
きっと、最初で最期の彼との約束。
もう何処にいるのか、顔も名前も……全部わからないけれど。
〝いつか、絶対会おうね〟
幼いながらに無理な約束だって理解していた。
だからもう…この約束に縛りつけられちゃダメなんだって…、。
なんとなく頬に冷たさを感じて目が覚める。
☃️「またこの夢…、。」
もう何回見たことか。
忘れたいのに忘れちゃいけない。今でも大好きな彼との約束。
唯一の僕の生きる糧。
何回自分を否定されたって、何回誰かに拒まれたって。
いつでも乗り越えられるのは夢に出てくる彼の存在があるからで。
どう足掻いても、彼のいない生活は考えられない。
1ヶ月。たったの1ヶ月。
彼が夢に出てこないだけで自分が狂っていくのがわかる。
何度も彼に救われてきたのだから……。
☃️「唯一…無二、。」
夢の中のあの子が、いつも僕に言ってくれる言葉。
?『おらふくんは、俺の唯一無二だよ‼︎』
友達として。親友として。
唯一…
☃️「おん…りー、わん」
ふと頭に浮かんだ言葉。
ずっと思い出したくて思い出せなかった名前。
みるみるうちに記憶が蘇ってくる。
近くにある雪山へ小走りに向かい、自分の記憶と同じ形式場所を探し求める。
☃️「…ッ、どこやっ」
探し始めてから数時間。
お昼も食べずに探し続けたからか、お腹からぐぅ〜、と音が聞こえる。
そんなものも無視してただひたすら求めるのは思い出のあの場所。
すっかり日も暮れてきて、もう諦めよう。
そう思って下を向いた時。
…明らかに大人じゃ通れ無さそうな小道。
☃️「……、最後に、ここだけ、っ」
そう思い、その小さな道に歩みを進めた。
薄着で飛び出してきた為、肌寒い。
自分の二の腕あたりをさすりながら、開けた場所まで向かう。
誰もいない。何もない。
ただそこにあるのは降り積もった雪だけ。
☃️「流石に帰るか…、風邪引いてまう、っ」
そう思い振り返る。
そこには先ほどまでなかった人影。
少し小柄で、顔もはっきりは見えない。
けれどなぜか確信してしまった。
☃️「…ッ、おんりーっ、‼︎」
走り出した足を止めることはできず、不器用に走り続ける。
🍌「おら…ふくッ、!」
特徴的なアホ毛を揺らしながら、こちらに走ってくるおんりー。
嗚呼、あの頃と全く変わってないな…、。
☃️「ずっと…ずっと、ッ‼︎会いたかったんよ…っ、?」
🍌「俺もだよ…おらふくん、っ‼︎」
出会ってから数分。
おんりーのコートに一緒に入れてもらい、今までの話をたくさんした。
何度もあの約束に救われた話。
でもそれは、僕だけではなかったみたい。
あんなに思い出せなかった夢のような再会。
これからもずっと、僕の心の支えになってくれるのは、君だけなんだろうな……、。
なんか下手になった?🙄
…やばいね色々と、。
ただでさえない語彙力がさらになくなったとかもう救いようないやん((
コメント
6件
うん ... 神だね! いやいや!全然下手じゃないけどなぁ! なんなら私の方がやばい ... 笑
再会…!!! 2人とも同じ状況にあったんだ… オンリーワンと唯一無二、最高です!!✨ あ、勿論ななちゃさんもです💞
作品が凄すぎて内容がっ…( ᐙ ) いやいや、全然下手になってないですよ!💦むしろ上手くなっています…w