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春華ㄘゃ ♡💉
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それでは、
どうぞっ。
ーーーーー
ある日、いつも通り会社近くのカフェで軽く昼食でもとろうかと考えていた時。
見覚えのある制服を見かけて胸が高鳴った。
今日は午前授業だったのだろうか、言ってくれれば私も午後から休みを取ったのに。
そう思いつつ気付かれぬよう近くの席に腰掛け、密かに聞き耳を立てながら適当に注文した。
『もうほんとにあいつむかつく…別れようかなあ…』
『いいんじゃない?笑』
『改善のしようがないならさ、さっさと別れた方があんたのためにもなるって。』
何やら、ボブのあの子が恋人との関係が上手く行かずに愚痴っている所らしい。
真っ先に揶揄いそうな未渚美は思ったよりも静かに話を聞いていた。
別れたら、なんて言われても逆に燃えてしまうのか散々に言っていた子は「でもいいところもあって」と恋人を庇い始める。
いくら何かあっても通じないようで、一人の子が未渚美の方を指して「あんたも何か言ってやってよ!」なんていきなり話を振って。
すると未渚美は普段あまり見せないような困った愛想笑いをして、うーんと少し考えてからぼそっと呟いた。
🩷「好きなら、愚痴らずにただ好きで居続ければいいと思うんやけど。」
🩷「その時点でもう、自分勝手な感情やない?」
『う、それは…そう、そうなんだけど。』
『あんたはなんでそんな風に思えるの。』
きゅ、と胸が疼く。
真摯に向き合っているからこそ発せられると思ったからだ。
しかし、友人の言葉に未渚美はこう答えた。
🩷「んー…わたし、何も期待してないから。桜花に。」
💜「へ、…」
どく、と心臓が嫌な音を立てた。
冷や汗が止まらなくなった。
素直になれないから、と言い訳を重ねて好きも愛してるも言わない自分を思い出す。
段々と諦めが顔を覗かせていることを知っていた、はずなのに。
それでも、あの発言から見れば未渚美は私を愛してくれているのだろうけれど。
私は、どうしても対等でありたかった。
これが自分の所為で崩れていたことを理解できなかった自分を恥じた。
とんでもなく大きな爆弾を抱えてしまった。
end.
コメント
1件
うわ、これすごく刺さった…!「何も期待してないから」って未渚美の言葉、一見冷たく聞こえるけど、むしろ深い愛情の裏返しなんだよな。桜花がそれ聞いて心臓ぎゅってなるの、めっちゃわかる。対等でいたい気持ちと、現実のギャップに気づいちゃう展開が切なくて、このあとどうなるか気になるわ〜😭