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#Snow Man
桃紫 さく🌸
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#Snow Man
fura
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junp_Sn-Fk.
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(深澤視点)
「ふっふふ〜ん♪」
怪盗Sと怪盗W、うまく逃げられてるかな〜?わら
『俺が欲しいんだったらさ、みんなの本気見せてみてよ』
ああやって煽ってみせたけど、俺のこと、ほんとに見つけ出せるのかな?
「楽しみだなぁ…」
ま、俺は特に動いたりせずに“ここ“にいよっかな〜…
見つかったら見つかったらで逃げればいいだけだし、そもそもここに辿り着ける人の方が少ないだろうしね。
……みんな、頑張って俺のことを見つけてみてよ。
俺はここから動かないから。でも、ここには簡単には来られない。
「王子様が来るのを待ってるよ……な〜んちゃってね!わら」
ここに来るのは王子様じゃなくて警察じゃん!わら
早く、誰か来ないかなぁ……
あんまり俺のことを放っておくと、別の怪物に食べられちゃうかもよ?
「……なんて、馬鹿みたいだね」
慣れない姫ポジとかきついだけだし、そんなにロマンチックなわけでもない。
でも……もし、1人でもここに来れたら…?
「………まっさか!誰も来るわけないじゃーん!わら」
一般客はもちろん、生徒も先生も来れるわけない。
佐久間も翔太も知らない俺の秘密の場所。
どうせ、誰も俺のことなんて見つけられないんでしょ?
「そんなこと、とっくに知ってるよ」
一つ息を吐いて、横になる。
文化祭が終わるまで、ここで寝てようかな?
スマホの充電はなるべく取っておきたいし…あーあ、なんでこういう日に限ってモバイルバッテリー忘れちゃうかなぁ?
ゲームもバッテリー途中で無くなりそうだし…
どうせ誰も来ないんだから、寝てても問題なさそうだな。
それに、誰か来ても俺の危機感知能力で起きて逃げれるでしょ!わら
さぁて、怪盗Sと怪盗W…どっちが先に見つかるか…
「高みからの見物、かな?」
(佐久間視点)
「…………」
抜き足差し足忍足っと……
うわぁ……校舎からどんどん人出てくる!!
俺らが放送室にいないってことに気づいて、みんな外のいるって思ってんのかぁ?
ふははは、単純すぎるぞお前たち!
まさか、俺が“体育倉庫の屋根裏“にいるなんて誰も思わないだろうな!!!
ここにたまたま穴開いてるおかげで、この中からは外の様子が丸見えなんだぜ?
怪盗Wと怪盗Fと別れた後、体育倉庫の詮索しといて良かったー!
さすがは俺じゃん!
これなら阿部ちゃんだって見つけられないはず…!
この勝負、阿部ちゃんは絶対乗ってくるでしょ?
あの阿部ちゃんだよ?
これで勝てば、初めて阿部ちゃんに黒星つけられる!!!
勉強とかゲームとか全然勝てないけど!これなら勝てるはず!!
にひひ…阿部ちゃんの悔しがる顔、拝ませてもらおうじゃないかっ!!
「えぇ……ほ、ほんまに入るん…?」
「……俺だったら、こういうとこに隠れるから」
「まぁ…確かに誰も来なそうだけどね…」
およ……?
誰かの声がしたぞ?3人……?
って、最初の声…関西弁だし、もしかして康二!?
こっそり、下を覗いてみる。
うわっ!やっぱり康二だ!!
それに……あの2人って確か、阿部ちゃんと同じ生徒会の1年生じゃん!
顔面国宝目黒蓮とスタイルお化けのラウールだ!!
生で見るのは……任命式以来じゃん!?
うちの高校、学年で棟が分かれてるからなぁ……って、違う違う!!!
やっば……え?嘘?
見つかんないよな?頼む!!諦めて別の場所行ってくれ…!!!!
放送であんなにラスボス感出したのに、1番に見つかるなんてしょぼすぎるだろ!!
頼む!!!!いなくなってくれ…!!!!
(渡辺視点)
「………」
『……遠慮とかいらねぇ。お前ら、全力で来いよ』
さっきはあんなこと言ったけど、本気で大人数に追いかけられたらやばくね?
冷静になって、さっきの発言を撤回したくなる。
それに……お前らっては言ったけど、俺が本当に伝えたかったのは……
「……涼太…」
探してくれんのかな、俺のこと。
周りの視線は嫌だ、一緒にいたいっても思ったわけじゃない。
ただ……
追いかけてくる奴らに混ざって、俺のことを探して欲しい。
俺が涼太に捕まっても、そういうイベントだからっていう言い訳できるし。
だから、遠慮とかしないでこのイベントに参加してほしい。
……まぁ、期待しすぎないことか。
来ても来なくても、探してても探してなくても、俺はどっちでもいい。
そんなことよりも、俺はどう逃げるかなんだよなぁ…
今は校舎裏の植物に紛れてるけど、これじゃバレバレだよな。
「……どうっすかなぁ…」
しばらく歩き続けて、1つの教室の窓に鍵がかかってないことに気づいた。
誰が?っては思ったけど、ラッキーだしそこから校舎内に侵入する。
なんか、ほんとに怪盗みたいでワクワクしてくる。
それに、俺はめっちゃ幸運みたいで……
「………これじゃん…!」
なんだ、逃げる必要なんてねぇじゃん。
周りに誰もいないことを確認する。
これ、多分俺の勝ちだな…
「ねぇ、誰から探す?」
「やっぱり、怪盗Fじゃない?」
「あれ、絶対深澤先輩だよね?!」
「ご褒美あるって言ってたし……もしかして、深澤先輩直々にだったらどうする…?」
「嘘!!?」
「私、そんなことされたら死んじゃうかも〜!!」
「………」
どいつもこいつも、女子生徒は深澤先輩深澤先輩うるせー!!!
俺と佐久間だって顔はいいだろーが!
てか、あいつが直々にご褒美なんて嫌だろ!
俺は絶対やだ!!
そもそもあいつが直々にご褒美なんてしねーよ。
どうせ、『あ、俺そういうのやってないの〜。ごめんね〜、わら』って言って逃げるぞ!?
「……ったく」
小さく呟く。
こんなことになるんだったら、やっぱり隠れた方が良かったか?
いや、自由に歩き回れるのはいいんだけどさ、こんなにあいつが人気ってことは知りたくもねーんだよ。
今の俺は、女子高生のセーラー服を着てる。
たまたま教室に置いてあったやつ。
コスプレ的なやつで発注したか、作ったんだろうな。
それで、俺は割とスタイルはいい方だし、違和感なく着れたってわけで…
このカツラは別の教室でとってきたやつ。
文化祭って、いろんなもの落ちてて便利だよな。
誰も俺のこと気づかないし!
多分みんな他校から遊びに来た可愛い女子高生って思ってんだろーな!
この姿で佐久間たちに会うのは死ぬほど気まずいけど、今の俺は怪盗って設定なわけで、これも怪盗がよくやる変装ってこと!
我ながらよく思いついたな。
……にしても、人多すぎだろ…
それに、スニーカーに慣れすぎてローファーだと歩きづれぇし…..
カツラが取れる心配は……これは大丈夫そうか。
もう、どっかで休んでようかな。
むしろそっちのが安全な気がしてきたし…
そう思って、後ろを振り返ろうとしたら…
ドンっ!
「うわっ!!」
人が多すぎるのもあって、誰かとぶつかった。
いってぇ……
尻餅ついた、最悪だ……
「大丈夫ですか?すみません、僕が支えられてたら…」
「あ、いえ…おr……私の方こそ…」
ぶつかった人に手を伸ばされて、俺も手を差し伸べようと思ったけど…
ん?この声なんか聞いたことあるぞ…?
恐る恐る、顔を上げる。
………おい、嘘だろ。
心配そうに俺に手を差し出す、涼太だった。
(宮舘視点)
この女性……
なんか、すごい翔太に似てるな。
目の前で尻餅をついてる女性を見て思う。
多分、他校の女子生徒なんだろうけど……
なんかすごい翔太に似てる。
でも、まさか翔太ですか?なんて聞けるわけないし…
翔太がこんな格好するかな?
恥ずかしがり屋な翔太がだよ?
でも、見れば見るほど翔太なんだけど……え?
「あ、あの……あ、ありがと、ございます……」
目の前の翔太に似てる女性は、急いで立ち上がって走ろうとする。
「…あ、走ると危ないですよ。この人混みなので…」
「おわあっ!?」
でも、また転びそうな感じがしたから、思わず腕を掴んだ、ら…
翔太じゃん。
この驚き方、絶対翔太じゃん。
「……翔太、何してるの?」
ほんとに何してるの?
全然理解が追いつかないんだけど…
「しょ、しょーた…?だ、誰のことやら……」
「いや、翔太だよね?」
翔太って分かったからには、この腕は離さない。
女性でもないってことがわかったから、少し強めの力で引っ張る。
「おいっ!痛いだろーが!!!」
「やっぱり翔太じゃん」
翔太はしまったって顔で目を逸らした。
「もしかして、怪盗の変装?」
まさかとは思うけど、一応聞いてみる。
いくら翔太でも、女装までするかな……?
…いや、翔太だもんね。
隠れるなんて難しいだろうし、堂々と逃げるのも難しい。
ならいっそ、女装して堂々と歩き回ってやろう!ってとこかな。
「…んだよ、悪いかよ……」
「……いや、翔太らしいよ」
この反応、当たりみたいだな。
「……ねぇ、翔太…」
「ん?」
せっかくだから、この状況もうまく使いたい。
見る感じ、俺以外翔太が女装してるってことは知らないわけだし…
「その格好でさ、俺と一緒に文化祭回らない?」
「……え…?」
高校最後の文化祭なのに、翔太と回れないなんて…….俺は寂しい。
「その格好なら、誰も気づかない。噂になんてならないし、させないから」
「……っ…」
「怪盗Wとかも一旦置いといてさ」
目を見開く翔太の手を握る。
「俺と一緒に、文化祭を回りませんか?」
最後の文化祭なんだから、今日くらいは周りの視線なんか気にせずに翔太と一緒にいたいんだ。
今も怪盗を探し回ってる阿部と照には悪いけど、怪盗探しはお預けね。
「……お、お願い、します…」
翔太は照れながらも、俺の手を握り返してくれる。
「……それじゃあ、行こうか」
「うん!!」
翔太と一緒に校内を回ることが、すごい久しぶりに感じる。
今日だけは、特別。
かくれんぼは置いといて、翔太と2人の時間を楽しむんだ。
コメント
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なべだて💙❤てぇてぇ✨ ってか、ひ〜💛もあべちゃ💚も探しているのですね(*ノω・*)テヘ
ゅり組ありがとうございます 。 なべをすぐ見破ってしまう舘さまらぶいです 。 ふっかには悪いけど、岩本くんに捕まって欲しいと思ってます💞 次回の更新も楽しみにしてます 🫶🏻
第12話「かくれんぼ」、めっちゃ良かったです!それぞれのキャラの隠れ場所や思考が丁寧に描かれていて、特に渡辺くんの女装には驚きました。宮舘くんにあっさり見破られるシーン、思わずニヤッとしちゃいました。しかもそのまま「一緒に文化祭回ろう」って誘う宮舘くんの行動力…!普段のクールなイメージとのギャップが効いてますね。深澤くんの「姫ポジ」発言も、自覚ありつつ皮肉ってる感じが彼らしくて好きです。文化祭の喧騒の中で、それぞれの隠れんぼがどう転ぶのか、続きが気になります!