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もな
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翌日の夜、晶子の両親がともに残業で帰りが遅くなりそうだという事だったので、久しぶりにカンナと夕食を一緒に取ろうと思い、晶子はスマホのアプリメッセージで連絡してみた。
やがて通話が返って来て、カンナは大乗り気で、駅の近くのファミレスなら付き合えると返事した。
「おお、いいぜ。その日はあたいも授業早めに終わるんだ。7時半に駅前でいいか?」
「うん、あたしはいいよ。でもカンナ、ご家族の食事の支度しなくて大丈夫?」
「いいよ、かあちゃんは夜勤だし、父ちゃんにはカップ麺安売りのやつ、山ほど置いてあっから」
「ええ? なんかカンナのお父さんに気の毒な気もするなあ」
「構やしねえって。うちの父ちゃん、腹が膨れりゃ何でもいいってタイプだからさ。それに今日は朝から雨だから、どうせ昼間っから酒飲んでんだろうし」
「そう? うん、じゃあ、その時間にね」
季節の変わり目を告げる雨が降る中、晶子は約束の時間に駅前にたどり着いた。雨のせいか少し肌寒く感じて、厚手のカーディガンに春物のコートを羽織っていた。
数分後電車が着き、制服姿のカンナが改札口から出て来た。すぐに晶子を見つけたカンナは手に持った傘を上に掲げて小さく振りながら駆け寄って来た。
「よう、晶子。待たせちゃったか?」
「ううん、あたしも今着いたとこ。カンナ、コートも着ないで寒くないの?」
「このぐらいでちょうどいい感じだけどな、あたいは。晶子が寒がりなんだよ。じゃあ、早いとこ店に入ろうぜ」
「あたしハンバーグが食べたい気分。あのファミレスでいい?」
「いいぜ。ちょうどアルバイトの給料が入ったとこなんだ。ようし、今日はたっぷり食うぞ!」
二人で並んで傘をさし、歩いて数分の距離のビルの2階のファミレスに向かった。
コメント
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おお、第74話読んだよ!晶子とカンナの久々のファミレスデート、雨の日の雰囲気がすごくいいね。カンナの「父ちゃんはカップ麺でいい」って台詞に、あの子の家庭の雑さと割り切りの良さがにじみ出ててじわった。晶子の気遣いも優しいし、こういう日常の積み重ねがキャラの関係を深めるんだなあ。次の食事シーンも楽しみにしてる!