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次の週、


休み時間に若井さんが女の子と一緒にいるところを

見てしまった。






彼女いた、のか….。





確定ではないのに、

めちゃくちゃ悲しくなったり、会うのが気まずくなり、して

あそこには行けなくなった。











________________________










あの日から4日後。





なるべく会わないように過ごしていた。





でもたまたま廊下を歩いていた時、

角から曲がっていた若井さんとばったり、目が会ってしまった。







突然のことに驚き、さっと目を逸らすが

前からどんどん足音が聞こえてくる。











若井「ん、久しぶりだね。」







そう言って、同じ高さになるように、

腰をかがめると、いつものようににこっと笑う彼。









若井「最近、屋上来てくれなかったから、」










若井「嫌われたのかと思った..、」











月城「、ごめん。でも嫌ってなんかないよ、」









月城「ちょっと、もやもやしただけ、」







そう言うと、若井さんは、

「なに。聞くよ」


なんて言ってくれるけど、

貴方のことだとは思っていなかったみたい。









若井「そっか、。なんか、ごめん。」








若井「でも!あの子彼女とかじゃなくて、ただの友達」








月城「そうなんだ、なんか誤解してた、。」









若井「ふは笑 じゃあ今日も、来てくれる?」









月城「うん、!」










久しぶりに若井さんと食べれるのが

嬉しくて嬉しくて、

いつもよりもっともっと、待ち遠しくなった。













________________________










そして、ようやく、お昼の時間。




早足で屋上に行くと、ベンチに座りながら

お弁当を持っている彼が。













月城「ぁ、おまたせ….、っ」










今日も弁当箱を見ると、彩りの良い、

健康に良さそうなご飯。











若井「あの、ね。」











若井「この4日間、すっごい寂しかった。月城、さんと会えなくて、」










若井「やっぱ、一緒に居たいって、思って…、」









































若井「だから、付き合ってほしい」



































































それから、何があったんだっけ…?




突然のことでとてもびっくりしすぎて


あまり覚えていない。



彼が私のことを好いてたなんて…、。





でも変わったことは


お昼の時間じゃなくても、

あの笑顔が見れるようになって。








今、私、とっても幸せです。







end.

short story collection.

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