短編 (短いとは限らない)
不 良 と 真 面 目 しほいち
志歩サマ⇢不良
一歌サマ⇢真面目
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志歩視点
「日野森さーん?」
先生に探されようとも関係無し。
私は屋上でサボる
暇なように思えるけど動く雲を眺めたり景色を眺めたり、それが意外と面白かった。
そろそろ授業も終わりそうだし戻るか…
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一歌視点
いつもあの子は授業中いない。
あんまり関わったことはないけど幼稚園からずっと一緒で少し気になってはいた
でも親同士は仲がいいから小さい頃はよく家に遊びに行った
今では私が気まずくて行くこともないけど。
そんなこと考えてると授業も終わりの方になる。
「席替えするよー」
「いぇーい!!/やったぁ!!」
席替えか…別にどこでもいいな…
順番にクジをひいて席を移動する。
私の隣は休みの人か志歩。
「じゃあ日野森さんは星乃さんの隣ね」
まさか隣になるとは…
少し気まずいな…
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志歩視点
「席替えしたんだ…」
屋上に行っててサボってたから知らなかった。
私の席は…一歌の隣じゃん
「よろしく」
「う、うん!よ、よろしく!」
この焦ったような反応が面白くて好き
しばらくは退屈しなさそうだし授業参加しよ
コメント
5件
一歌ちゃんはやっぱ真面目だよね!