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2.もっと見てよ。
tatsuya side
あの夜から1週間。
あれから翔太とは会っていない。
別に、気まずいとか、そういうわけじゃない。
ただ、なんとなく、会いたくないと思ってしまった。
今までは、会えたらその日が特別になって、ずっとふわふわした気分だった。
大好きな声、顔、表情、性格。
それが俺の視界に入るたびに、何度も抱きしめたいと思った。
この気持ちを伝えたいと思った。
今翔太は、俺の目の前でスマホを触りながらメンバーと談笑している。
もっと俺のこと見てよ。
この前のこと、覚えてないのかもしれないけど、少しは意識してよ。
この前諦めた感情なのに、まだこの気持ちが、翔太に届いてほしいと思ってる。
翔「ふっか?」
「へ、」
翔「んはっ、マヌケな顔笑」
翔「照が話しかけてるよ」
「あっ、照ごめん、わら」
照「いや、別に」
「なんかあったぁ?」
照「む、もぅそれはこっちの台詞。」
「え?」
照「今日ふっかずっと上の空だけど、なんかあったの?」
亮「そーだよ、いつになくテンション低いじゃん」
大「俺のボケにツッコんでくれよー笑」
「ごめんよぉ、べつに、大したことじゃね〜から!わら」
亮「そお?」
大「あっ!あざとい警察っ、逮捕〜!」
亮「えー」
照「今日、飯行こ」
「なんで?」
照「どうせまたそっちで色々あったんだろ、」
「……おん」
照には昔から俺の恋愛相談に乗ってもらっている。
俺の気持ちを知っているのは、照だけ。
シンメで、俺より年下だけど、漢気があって、頼れるやつ。
最近も、定期的に話を聞いてもらったりしている。
翔「そっちって?」
「え?」
照「あ、古着のほうね」
「ぁ、そーそ!最近また新しい店見つけちゃって」
照「この前もカード止まったって言ってたし、」
蓮「ふっかさん使いすぎだよー笑」
「いつものことだよぉーわら」
翔「…ふーん」
翔太にだけは、バレちゃいけない。
バレたくない。
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これからも、このお話はマイペースで進ませていただきますが
お付き合いください!
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コメント
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