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你好 (ニーハオ)
私の名前は冬 梅(ドン・メイ)
世界的暗殺組織、CODE-ELの元教官だ。
今はアサシンの育手を生業にしている。
さて、今日は……
なんでもない、ただの散歩だ。
私も人間だから、
たまの裏稼業の合間の息抜きは必要だ。
日本は世界からみたら治安が良い国だからこうして平穏に……
『おいそこのババア、ここを通りたきゃ通行料払えよなぁ』
『…あん?こいつ日本人じゃねーか?』
『おばさーん?日本語ワカリマスカー⁇』
……いやはや、撤回する気はない。
武力行使前に脅しとはやはり日本男児は優しくて中々可愛いものだ。
『おやおや…ボウヤ達 それは私に話しかけているのかい?』
『そうだよテメェだよババア!』
『あん …?(こいつ女の癖にデカいな…』
『なるほど、通行料か…郷に従うとは言うが…払いたくないなぁ…』
『ず、ずびばぜん…っ』
『おやおや、お友達に見捨てられてしまって可哀想なボウヤだね
それにしても腹筋の鍛えが足りないな
オンナの拳くらい、防がないと』
ゲェゲェと蛙のような呻きが響く。
『よしよし、吐いてしまったのかい
コレで口を濯ぎなさい』
ペットボトルの水を渡して、
地面に伏せたボウヤの頭を撫でる。
『君の生き方は否定しないが、
相手との力量を測る目くらいは養いなさい
アッサリ、死にたくはないだろう?』
『はい”…ッ…』
『良い子だね』
素直な子はすきだ。
努力家も、天才も。
子供は見ていて飽きない。
あとがき
冬梅の人柄はこんな感じです…