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雲一つない空。いわゆる快晴の空を周りに田んぼばかりでそこにひとつポツリと置かれた古い歴史感が溢れ出る家の縁側で1人シャクシャクと音を立てながら氷菓(アイス)を食べる少年はその空を見上げながらもう1人の少年を待っていた。少年は暫くしてアイスをジャクっと最後の一口を豪快に食べ終わるとその容姿からは似つかない暴言をいくつか吐き出した。
「チッ!!あのクソ神め!!此処はハズレの世界やないか!!なんやねん!!前の世界の方が少しは楽に生きれたっつうの!!」
「それに、この世界にもセルは居らんし、絶賛戦争中やしよぉ!!どうなってんだよあの神の力はよぉ!!」
髪は白く、瞳はとても綺麗で、体は薄く筋肉が付いている世間一般でいう美少年は不満を荒方言い切りスッキリしたようで快晴の空を見上げた。
少年はそのブルーサファイアのような藍色(あいいろ)の瞳に空の澄み切った水色(すいしょく)を映し出すと少年は何か嫌なことを思い出したかのように眉を顰めこめかみを抑え下を向いた。
少年の映し出した瞳の光景はとても残酷な光景だった。
空は赤く、太陽は雲に隠れ見えなくなり、綺麗な自然は木々や草原は燃やされ、湖は真っ赤に濁っていた。
その中で1人ぽつんとたっている少年_亥(こく)は泣きながら1人の少女を見下ろしている。
『亥…”つぎ”、も…見つけてね…。』
少女はそう微笑み動かなくなってしまった。
亥はただ泣きながら見ていると言う酷いものだった。
「ふぅ…こんな時にセルの”最初”の死を思い出すなんて…俺てば本当にアンラッキー…」
亥はため息をつくと口癖のアンラッキーを呟き少女_セルの”最初”の死を思い出した事に愚痴をこぼしながらもセルとの”最初”の思い出を思い出していった。
【何が描きたかったかの説明】
前世で殺人を犯した男(亥)が死刑になってポンコツだけど1番地位の高い元悪魔のカンイオリと言う神様に「君も可哀想だね。愛する人を守る為に人を殺したって言うのにさ?」と言われ運命の人に会う為に不死身の体になってその運命の人に会う為に色んな世界に行ってセルって言う運命の人を見つけたけど、その世界は絶賛戦争中でセルは死んでまたセルに会う為に亥が色んな世界に行って前世では知らなかった【愛】をしって行き亥が幸せになる為に奮闘するって言う事が描きたかった。
【離輪雌 亥(りわめ こく)】
前世で家族、恋人、友達、とかに恵まれなかった人。家族には虐待され、恋人には浮気され、友達には裏切られそんな事から愛と言う言葉を知らない。愛と言う感情が知らない。その他の喜怒哀楽も分からなくなってしまい限界が来て皆愛してくれなくても僕は大好きだよ♡ってなっちゃって皆殺しちゃった♡
前世は僕、リープ時は俺。たまに僕って言っちゃう。
後々カンイオリに喜怒哀楽を教え構える。
【セル・アーラ】
亥の運命の人。実は初めて会った時に亥からリープの事を知らされている。だからなのか何回かリープするうちに何かのきっかけがあって記憶が蘇る。多分亥が最初の時にリープの事を言って無かったら思い出さなかったと思う。
【観羅坂伊織(かんりざかいおり)=カンイオリ】
本名が観羅坂伊織で神様の時がカンイオリ。元悪魔なのはこの人もまた、元人間だから。自分が人間だった頃は亥と一緒の事をして神様に天罰を下されて悪魔になったけど、亥の事を自分と一緒だと思い亥の事を観察して行くとだんだん亥の事が好きになっていって(恋愛的な意味で)しまいどうしても彼に会いたい。と思ってたらその時の1番地位の高い神様がこの地位につき、その自分の気持ちを受け入れながら生きていくと言うなら亥の事を好きにしても良いよ。と言われ亥の事を好きにした。亥が自分と一緒になってはダメだと思い喜怒哀楽を覚えさせ、自分の気持ちを押し殺して運命の人探しをした。