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作品ページ
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目的は、阿部の彼女になること。以外ないだろう。
阿部は、優しいし、可愛いし、頭いいし、彼氏にしたら自慢だろう。
阿部ー彼女とか無理なんだけど。
目黒ー俺いるし。
阿部ーどうしよう？
目黒ーやっぱり無視だよ。相手にすると厄介だし。
阿部ーめめ、ぎゅっとして？
目黒ーん、それだけ？
目黒は阿部を抱きしめ、キスしてる。何度も何度も。
阿部は、目黒のそばが1番落ち着く。
番組の収録の時も、さりげなく目黒が横にいてくれる。
噂は色々飛ぶが、阿部は一切無視する。
週刊誌も、女のことを「行き過ぎたファン」と書く。
阿部の周りは静かになった。
安心して目黒の家に行くことができる。
目黒が阿部の家に行くこともある。
静かになって1か月。
また、女が動き出した。
女ーここ、めめの家でしょ？
阿部ー・・。
女ーやっぱり。
阿部ー何も言ってないけど。
女ー私、車に乗ってるめめを見たの。仕事に行ってたわ。
阿部ー嘘つき、めめは自分で運転しないよ？
女ー後ろに乗ってたわ。
阿部ースモーク貼ってあるから見えないよ。仮に乗ってても。
女ースモーク貼ってあったわ。
阿部ー誰が乗ってるか分かんないじゃない。今は一般の人もスモーク貼ってある車に乗ってるし。
女ーもう！何なの！
阿部ーこっちが聞きたい、目的は何？
女ー彼女になってあげるって言ってるのに。
阿部ー断ります。
女ーもういいわ！
タクシーを拾って帰って行った。
阿部は、マンションに入る。
エレベーターの中でフーッと息を吐く。
目黒ーいらっしゃい。
阿部ー下であの女の人に会った。
目黒ー何だった？
阿部ーやっぱり彼女になりたかったみたい。
目黒ーちゃんと断った？
阿部ーもちろん、めめがいるのに。
目黒ーそうだよ、俺の大事な人なんだから。
阿部ーふふふ。
目黒ー可愛い。キスしていい？
阿部ーいっぱいして？
目黒ーもちろん、それ以上してもいい？
阿部ー聞かないで。
目黒ーじゃあ、してあげない。
阿部ー意地悪。
互いに服を脱がして、夜が始まる。
阿部は少し意地悪されるのが好き。
焦らされると興奮する。
今夜もいっぱい啼いてもらおう。
