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政近とアーリャの帰り道。

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政近とアーリャの帰り道。

1 - 政近とアーリャの帰り道。

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2025年02月12日

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始めに言います。

この話はアーリャと政近が2年生になって、

付き合ったあとの帰り道のお話です。

まだ原作だと1年生だし2人が付き合う所までは進んでいないので、

(勝手に付き合う前提にしてますけどあの2人きっと付き合いますよね??いや、付き合ってくれないと泣きます。泣)

あとあくまで私の妄想なので解釈の一致・不一致があると思います。

すべて許せる方のみこの先に進んで読んでくださると嬉しいです!

※ちなみに選挙戦については一切触れてません!






ーアーリャのクラスの教室にてー


政近「おーい、アーリャ?まだいるか?」

アーリャ「あ…ま、政近くん…」

政近「おう!アーリャ、まだいたか」

アーリャ「どうしたのよ、急に。何か用事?」

政近「あぁ、いや…。特にその、大事な用事ってわけでもないんだが」

アーリャ「じゃあどうしたっていうのよ」

政近「その…一緒に帰らないか?」

アーリャ「え…えっ!?ま、政近くんがどうしてもって言うなら?まぁ、いいわよ?(指で髪をくるくるしながら)」

政近「よかった。じゃあ一緒に帰ろうぜ。」

アーリャ「あ…えぇ。準備をするから、ちょっと待っててちょうだい。」

政近「おう。」

アーリャ「そ、その…。立って待ってもらっているのはなんだか申し訳ないし…隣の人の席にでも座って待っていてくれないかしら。」

政近「わかった。借りることにする。」

アーリャ「えぇ。そうしてくれると助かるわ。」

政近「…………………。なんかこうしてると、1年の時を思い出すな。」

アーリャ「ん…?えぇ、たしかに、そうね。去年のことなのに、すごく懐かしく感じるわ。」

政近「今年はクラス、違ったもんなぁ。」

アーリャ「そうね…。あ、なぁに?もしかして私と同じクラスがよかったのかしら?」

にやにやといたずらな笑顔でアーリャは言った。

政近「っ!?いや…まぁ…同じ…だったら、嬉しかったかも、な」

アーリャ「…!?ま、政近くん…?今日、何か悪いものでも食べた…?」

アーリャ「Ну, я был бы счастлив, если бы со мной было то же самое…(訳:まぁ私も、同じだったら嬉しいけど…)」

政近(おいおいアーリャさん心臓に悪いですって…。嬉しいけどさぁ…)

政近「悪いもんなんて食べてないわ!…で、今なんて?」

アーリャ「わ、私もそう思ってあげてもいいわよって言っただけよ…」

政近「!?お、おう…そうか…そう言ってくれて、嬉しい、ぞ、俺は…」

アーリャ「…政近くん、嘘ついてない?本当に何か悪いものでも食べた?」

政近「おいおい失礼だなアーリャさんよ…食べてないって言ってるじゃないか」

アーリャ「そう…ならいいんだけど?」

政近「そういや、そろそろ準備、終わったか?」

アーリャ「あ、ええ。長く待たせちゃって、ごめんなさいね。」

政近「いや、全然大丈夫だ。…じゃあ、行くか。」

アーリャ「えぇ。行きましょう。」


ー靴を履き替えて昇降口を出るー


しばらく歩いたところで、政近は言った。

政近「その…だな、アーリャ、俺達、付き合ってる、しさ」

アーリャ「っ!…え、えぇ…まぁ、付き合ってる、わね…?」

政近「そ、そうだよな。だから…手、繋がないか…?」

アーリャ「え!?ま、政近くん…っ!?」

政近「あぁ、いやその…アーリャがまだ嫌ならいいんだが…」

アーリャ「あ…いや、その…そんなこと…は…」

政近「…っ。あぁもう…!手、繋ぐぞ!」

アーリャ「へ!?ま、政近、くん!?」

政近「俺が繋ぎたいから、繋がせてくれ…」

アーリャ「…Масачика-кун такой милый…(訳:…政近くん、かわいい…)」

アーリャ「Но я этого не ожидал…Мне так неловко, я не могу смотреть Масатике в лицо…(訳:でもこんなの予想してなかった…恥ずかしくて、政近くんの顔、見れないわよ…)」

政近「!?ア、アーリャ…な、なんて言ったんだ?」

アーリャ「恥ずかしいけど、嬉しい、って…言った、のよ…」

だんだん声を小さくしながらアーリャはそう言った。

政近「アーリャ…なんか、素直だな?」

アーリャ「う、うるさいわね!手放すわよ!それか突き飛ばす!」

政近「おいおいやめてくれ…。」

アーリャ「じゃあ、素直に何も言わず、繋いどきなさいっ!」

政近「あ、あぁ…。その、じゃあ、アーリャ、このまま送ってく…ってことで、いいか?」

アーリャ「…えぇ、ありがとう。お願いするわ…。」

アーリャ「あ、政近くん…」

政近「ん?どうした、アーリャ。」

アーリャ「я люблю это(訳:好きよ)」

政近「あぁ…俺も…」

アリサに聞こえない声で、政近は答えたのだった。


ーおわりー

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