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錯綜/Sakusou.
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君を想う夏、また夜へ誘う
mrrs(🏴☠️×🦋)
【注意⚠️】
・二次創作、読切
・卒業メンバーが登場有
・口調違い、キャラ崩壊、解釈違いなど有
・タグの意味が分からなかった人、地雷さんなどは自衛お願いします。
ほんの好奇心だった。
自分で花火を買ってやってみたかった。
でも私にはどうしても忘れられない
ある夏の終わりの日が頭を過ぎった。
❃❃❃
夏休み企画で忙しい日が終わって久しぶりの休暇。
今思えば私とるしあの関係は友達以上恋人未満の曖昧な関係だったと思う。
「マリン~」
「どうしたんですかーるしあー。」
「るしあ、花火したい……」
「はぁ…もう9月なんですよるしあ。」
「でもまだまだ夏みたいに暑いじゃん!!」
「そりゃそうですけども!」
そんなるしあがあたしの家に遊びに来て
“花火をしたい。”そう言った。
「るしゃ達夏休みの配信で忙しかったんだしたまには気分転換しよ~よ。」
「でもさぁ、もう夏祭りやってるところなんてなくないか?」
「ちっち、分かってないなーマリンは!」
「分かってないって何がだよ…」
「ほら見てよ!この花火セット!これでやればいいでしょ!」
るしあは沢山の種類が入っているあのスーパー
で親の顔ほど見た花火セットをマリンの眼の前に突き出してきた。
「えっ!これよくスーパーとかにある……」
「そう、さっきマリンの家に来る時に途中で買ってきた!」
「お前そこまでして花火がしたいか……」
「えーいいじゃん。……ダメっ?」
「ま、まぁ…悪いとは言ってないけど……その上目遣いは結構くる…!!!!」
「ねぇ♡おねがーい♡」
「あー!分かったよ…!付き合ってやるから。」
「わーい!」
1600歳のくせになんだこの子供っぽさは…。
「じゃあ夜になったらね。」
「マリン大好きー!!」
「っ……//」
そういう事軽々しく言いやがって…
あたしの気も知って欲しいくらいだ。
❃❃❃
その日の夜、あたしはるしあと一緒に近くの公園に来た。
やはり9月に入って、夜も少し涼しくなってきている。
「意外と人がいるな~」
時間帯は完全に日が落ちた夜、それなのに明らかに恋人らしき人や家族連れで来ている人もいる。
「てかさ、浴衣で来る意味あった?浴衣着てんのるしあ達だけなんだけど!!」
「いーだろ別にぃ~、花火したいって言ったのはるしあだろー?」
「でも買った花火やるだけじゃん。」
「やるだけって…おいおい…w」
水を汲んだバケツを持って少し離れた場所に向かう。
「よし!ここで良いかな。」
「ねぇねぇ、先にどれやる?」
「んーまぁ線香花火は最後だろ?最初はドバドバ出るやつでいいんじゃね?」
「言い方キモイね。」
「なんで!?www」
「まぁいいから早くやろ。」
あたしは細い棒状の花火を2つ 持った。
シュッ(ライターから火
「ちょっ!るしあ準備はや!?怖いんですけど!!」
「いいからその花火こっちに持ってきて」
「はいよ。」
シュッ(火
るしあの華麗なライター捌きで火が灯り、1本1本丁寧に火が花火へ移る。
「なんか手馴れてません?」
「死霊術でロウソク使うし、こんなもんだよ。」
ジュウウウウウウウ(火が出てくる
「おお~すげぇェェェェェ!!緑色じゃん!」
「るしゃの色だ!」
「じゃあるしあそこで踊って!マリン、るしあのオタクやるわ。」
「え!?まあいいけど…」
「うぁぁぁぁぁぁ可愛いぞるしあ!世界で1番可愛いぞ!おおおおおお!」
ブンブンブン(花火でオタ芸(?)
「あっちぃぃ!!」
「ちょっとマリン!?大丈夫!?WWWWWWWWWWW」
「だ、大丈夫…w」
「もぉ、振り回さないでって書いてあるでしょ!」
「火傷するくらいお前のことが好きだってことだよ!」
「なんかマリンが言うとおじさん臭いね。」
「なぁんでだよ!おかしいだろお前!」
あたしは残り2つ残ってた花火をるしあに渡す。
シュッ(ライターの火
「じゃあ今度はるしあの番ね。」
「え!?るしあもオタ芸すんの?」
「あたりめーだろ」
ジュウウウウウウウ(花火の音
「わー!マリン可愛いよぉぉぉ!!るしゃの恋人になってぇぇぇぇぇ!♡」
「ふっ、迎えに行くよ。マイハニー…(イケボ)」
「あちょっと無理かも(花火をマリンに向ける)」
「お前またっ…!?あちぃんだってば!やめろや!(がなり声)」
「あはははwww」
「あははじゃねーよ!w」
なんやかんや花火を楽しんで
気づけば残りの花火は
線香花火のみになった。
「あれ、もうこれで終わり?」
「知らない間に楽しみすぎちゃったみたいだね。」
「じゃあこれでラストだな。」
シュッ(線香花火に火
「え、マリンが先なのかよ!」
「マリンは多才すぎるからるしあにハンデね。」
「なんだそれ、まぁ1600歳のロリババアには負けませんよぉ!」
「本当にババアなのはマリ……」
「テメェ今ババアっつったか!?」
「ねぇ!消えるからやめて!w」
一旦落ち着いて、線香花火に宿る灯火の雫を眺める。
「ねぇ、マリン。」
「…どーした。」
「こういうのってさ、恋人同士でやるんじゃない?」
「そうか…?じゃあるしあはマリンと付き合いた………」
「いや、そういうことじゃないんだろうけど、もしマリンと付き合う人ってこういう視点なんだなって。」
「あたしにそういう人できるかな。なんか無理な気がしてきた…笑」
「それはなさそうじゃない?マリンは。」
「へー…そ、そうかな…」
「じゃあマリンもるしあと付き合う人の目線になって考えてみてよ。」
「えぇ~逆に?」
小さく火花を散らし、輝くるしあの線香花火とるしあの顔を照らし合わせる。
「んー………」
「なにその反応。」
「いや、そういう事じゃなくて……」
「じゃあ…?」
「か、…かわいいなって……。」
「…………。」
「なんで黙るんだよ……」
「反応困るってば……//」
「ッ…!//」
だーから…そういう顔すんなって…。
本当に分からなくなるから…。
でもるしあは今にも儚く消えそうだった。
一瞬冷たい風が吹き込み、灯火に触れる。
「あ、るしあの火が先に消えちゃった。」
「火つけたの後なのにね。」
「んー…やっぱりマリンには勝てないってことか…」
「そーいうことじゃないと思うぞ。」
「え?」
「あたしのやつも今さっき消えたから。」
❃❃❃
気づけば自分は線香花火の火の雫をじっと見つめていた。
確かにそこには君がいて、でも今ここに君はいなくて。
それでも、まるであの時の君みたいに火花が輝かしく散る。
君と一緒に配信したこと。
君と一緒に出かけたこと。
君と一緒に笑ったこと。
君と一緒に家に泊まったこと。
君と一緒に花火をしたこと。
その全てが今輝きとなって蘇っている。
そして、その時言えなかった言葉が今
心の奥底で溶けてそれに答えたかのように
火と共に淡く儚く消えていく。
花火がぽつんと落ちた。
「るしあ……好きだよ。」
たとえ火がつくことがもう無くても。
END
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