☆あてんしょん☆
公式設定より+1年設定です
1年生ズ→2年生 2年生ズ→3年生 3年ズ→4年生(研修中)
3年生ズ(4年生設定)はほとんど出てこないと思います
監督生(黒木ユウ)も2年生設定です
監督生は小説版の設定持ってきてます
オリキャラの柊木らる(女設定)が出てきます
おっけい????
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「わぁ〜!」
私柊木らる!なななんと!名門ナイトレイブンカレッジから入学許可証が届いたんです!
「NRCって男子校じゃなかったっけ…?私女の子なんだけどな…?共学になったのか…?」
「まあいいや。早く荷物まとめて馬車に乗らなきゃ。」
私のキラキラの魔法師養成学校生活がスタートするはず!
「それじゃあ行ってきますー!」
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「おぉ…これが名門NRC…」
獣人族から妖精族まで色んな種族が集まってる…
「見惚れてる場合じゃなかった!あと2時間で入学式が始まる…」
それまでに式典服に着替えてメイクを済ませなきゃ…
NRC伝統の黒いアイメイク。私はそれにとっても憧れていた
「まって最悪…」
メイク道具を忘れてしまったのだ。入学式だと言うのに何してんの私…
ため息を吐きながら机に突っ伏してると突然声をかけられた
「新入生だよね?どうしたの?大丈夫?」
薄紫色髪のとっても愛らしい女の子…?
「あっあのメイク道具忘れちゃって…」
「そうなんだ。僕で良ければやってあげるよ」
「本当ですか…!ありがとうございます…」
「僕ポムフィオーレの寮長をやってるエペル•フェルミエ。君は?」
えっポムフィオーレってあの…!?
「柊木らると申します…」
「らる…?珍しい響きの名前だね…」
「あのっ!ポムフィオーレってあのヴィル•シェーンハイトさんが寮長やってたあの…!?」
「そうそう。僕はヴィルサンから指名をもらって今年から寮長になったんだ」
「でも寮長さんなら私のメイクなんかしてる場合じゃないんじゃ…?お仕事もありますよね!?」
「大丈夫大丈夫。ポムフィオーレ寮長である僕が君の『美』に手を抜く訳にはいかないからさ」
「それではお言葉に甘えて…」
「よし出来た」
わーすごい…流石…
「あの本当にありがとうございました…!」
「いえいえ入学式頑張ってね!」
「エペル!!もうすぐ入学式前の寮長の打ち合わせがあるよ早くおいで」
「あっごめんなさいリドルサン今行きますー!!」
行ってしまった…また今度しっかりお礼しなくては…
それにエペル先輩を迎えにきた赤髪の男の子って歴代寮長歴最長のリドル•ローズハートさんでは…!?
本当にすごい人たちが沢山いるんだな…
「new boys!!入学式がもうすぐ始まるぞ!早く式典へ行け!」
いよいよ入学式だ私は何寮になるのかな…
「これより第100回ナイトレイブンカレッジ入学式を始めます。」
A組からどんどん闇の鏡によって寮分けされてゆく…
「イグニハイド!」「サバナクロー!」「スカラビア!」
獣人族だとサバナクローが多いんだな…
「ディアソムニア!」
いよいよ次は私の番だ…
「汝の名を告げよ」
「柊木らるです」
「…オンボロ寮」
「え?」
生徒全員が私を驚いた顔で見ている
まずまずオンボロなんて寮あったっけ!?
「えー!?そんなオンボロ寮はまずまず正式に振り分けられる7つの寮ではないはず!」
学園長らしき人が声を上げた
「とりあえず柊木らるさん入学式が終了次第私の元へ来てください」
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ええ!?私状況理解出来ないんですけど!?
「それではらるさん私についてきてください」
「はい…」
学園長に連れて行かれたのは見たこともない少し大きめの家の様な寮だった
「ここがオンボロ寮です。貴方のこの先の事は中でお話ししましょう」
「ははっ!見てみろユウ!あれが鏡の選別でオンボロ寮に選ばれたヤツなんだゾ!」
男の子に抱き抱えられてるのは…ねこ…?いやたぬきか…?
「こらグリムくん彼は今困惑状態なので変に刺激しないこと」
「もふもふの彼の名はグリムくん。オンボロ寮の寮生です」
「そしてそれを抱き抱えているのは黒木ユウさん。オンボロ寮の監督生をしてもらってます」
「こんにちは新入生のらるさん!まさかオンボロ寮に選定される人がいるなんて思わなかったよ」
「オンボロ寮生はこのお二人だけなんですか?」
「そうですね2人には2人で1人の生徒として在学させてますがおおむねそうゆうことです」
「そして柊木らるさん貴方には後日もう一度鏡の選定を行って貰います。それまでお二人とこの寮で過ごしてください」
「わかりました」
「俺様の子分が増えたんだゾ!」
子分…?
「それでは私はこれで。オンボロ寮が認定された事について調べなくては。私優しいので。」
行ってしまわれた…
「らるさん大丈夫…?そりゃびっくりだよねわくわくで入学してきたのにまさかオンボロ寮なんて聞いたこともない寮生にされるだなんて…笑」
「ユウ先輩…」
「唯一の人間の同じ寮生だし困った事があったら言ってね。」
「はい…ありがとうございます…!」
「親分の俺様を忘れるんじゃないんだゾ!俺様も寮生だ!」
「よろしくお願いします!グリム先輩!」
「俺様先輩なんて初めて呼ばれたんだゾ…」
ガチャ
「おっ!あの噂のオンボロ寮に寮分けされた寮生だ!」
「まさかこの寮に選定されるとは当たりが悪かったな…」
顔にハートのスートを身に付けてる赤髪の男の子と青髪のスペードの男の子
「俺ハーツラビュルのエース•トラッポラ。こっちの青いはデュース。」
「デュース•スペードだ。ハーツラビュルの副寮長をやっている。」
「初めまして柊木らると申します…」
「そんなに堅苦しくなくていいって!しっかしエペルみたいで小柄で女の子みたいだしポムフィオーレでも合いそうだな」
「あっこれエペルには秘密ね。バレたら傷んだリンゴ毎朝食わされる」
「エペル先輩って女の子じゃないんですか!?」
「いやいやだってここは男子校だぞ?」
「えっ…あの私女なんですけど…」
「え?」
ここにいる全員の声が重なった
「えぇ!?らる女なの!?なんでまずまず女にNRCの入学許可証が届いてるわけ!?」
「あのらるさん…それ学園長に報告した方がいいかも同じ寮生だし僕も一緒に行くよ」
「ユウ先輩ありがとうございます…」
「てっきり可愛い子も沢山居たので共学なのかなって…」
「ははっ僕も最初入学したての頃驚いたよ」
「まあデュースの言う通り俺らも最初はエペルのこと女だと思ってたしね」
「待ってこれも本人言わないで。腐ったリンゴを主食にされる」
「ちょうどこの後新寮長副寮長の集まりがある。オンボロ寮も一応寮だし僕と行かないか?」
「そうですね…ご一緒させていただきます!」
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あっ向こうから歩いてくるのは入学式で見たリドルさんだ
「デュース。どうしたんだい新入生を連れて。もうすぐ会が始まるぞ」
「ん…?もしや君オンボロ寮に選定された新入生かい?」
「はいそうです…!」
「寮長。このらるは女性なんです。それを学園長に確かめに行きたいので」
「!?女の子なのかい!?」
「はい…一応…」
「それは手違いの可能性も高く選定でミスがあったとも考えられるね。いいだろう。僕達についておいで」
「ありがとうございます…!」
「おっリドルとデュースじゃないか!それに一緒にいるのは…」
「噂のオンボロ寮に選定されたやつじゃないか」
「アジーム先輩とバイパー先輩だ。挨拶しとけ」
「柊木らると申します…!」
「何故噂の新入生がここに?」
「それは…」
「おやおや皆さんお揃いで。そこにいるのは噂の新入生さんではないですか。何かお困りの様子ですね」
「お困りでしたらいつでもモストロ•ラウンジへどんなお悩み事でもアズールが解決してくれますよ」
「アズール。それにジェイド。お前ら入学早々の奴に恩を売るつもりか?」
「僕らは優しい先輩ですから。そんなことはしませんよジャミルさん。」
「お前らならやるだろ…」
すっごい個性的な人がいっぱい居るなあ
「失礼しますー!今日はイグニハイド寮長は不在なので副寮長の僕だけの出席になっちゃったけど…」
「オルト。寮長は不在というか未だに寮長はイデア先輩じゃないか」
「えへへだってイグニハイド寮生だれも立候補も推薦もなかったんだよ!そしたら兄さん以外に務まる人はいない!仕方ないじゃん!リドル•ローズハートさん!」
「全くイグニハイド寮生達は…」
「あれ?見慣れない顔があるね!この子はもしかして噂の【SSR】前代未聞の新入生の子だね!!」
え?このアンドロイドの子が副寮長!?なんでもありだなNRCって…
「あどうも…柊木らるです…」
「どうもッスーあれ?噂の新入生くんじゃないッスかどうしたんッスか?」
「デュースなんでそいつを連れてんだ?」
「ブッチ先輩にジャック…これには色々事情があるんだよあとで説明する」
獣人族の人達だ…ジャックさん身長たっか…
「おい!!シルバー!!!」
「あっこの声は」
「シルバーとセベクも来たようだね」
「ああリドル先輩。シルバーが途中で寝かけてしまったのだ!!全く!!」
「すまないセベク。俺が寮長になってからの初仕事だと言うのに…」
「ふんっっ精々若様から頂いたその寮長の座に泥を塗らないように頑張るんだな!!!」
「みんな揃ってきてるようだねあと来ていないのは…」
「やばぇ!!おぐえだ!!!」
「すいません皆さんヴィルサンからたげ鬼電かかってきてて…」
!!エペル先輩だ…!
「ん?あそごいるの僕がメイクしたげた…らるくん…?」
「エペル先輩!本当に先日はありがとうございました!おかげで助かりました…!」
「いえいえ全然気にしないで」
「エペル。こいつと関わりあったのか?」
「あー入学式前にちょっとメイクしてあげたんだ」
「ってかまずまずなんでここにらるくんが居るの…?」
「それは…」
「あの!私女なんです!!」
「え?」
再び全員の声が重なった
「いやいやまずここは男子校だぞ!?」
「やけに愛らしさがあるなと思ったらまさか女だったのか…」
「私もよくわからないんです。入学許可証が届いたのでてっきりもうNRCは共学かと思い込んでて…」
「だから学園長に相談するためにデュース達と来たって事なのか…」
「おやまあ皆さんお揃いで顔合わせ会始めますよ」
「あっ学園長」
「おや?なぜ柊木らるさん貴方がここにいるんです?」
「あの私女なんです!てっきり共学だと昨日まで思っていたんですが…」
「えぇ!?オンボロ寮に選定された上に女性なんですか貴方!?」
「なあ学園長闇の鏡不良品なんじゃないか?」
「そんなことあるわけありませんよアジームくん!」
「そりゃまた困った事ですね…女性だからと言って学園を追い出したりはしませんので安心してください。私優しいので。」
ああ良かった。正直これが1番心配していた事。
せっかく名門に入れたというのに初日で追い出されちゃ本末転倒もいいところだ。
「うーん。私に一つ提案がありますらるさん。」
学園長から提案…?
「オンボロ寮で寮長をしませんか?」
「えぇ!?!?」
え?私が寮長!?!?
「いやそれならユウ先輩とか…」
「ユウさんには監督生という役職がありますからね…この提案も既に彼らに伝えておりますよ」
う〜ちゃっかりしてるな学園長…
「なあらる!今日は顔合わせだし寮長就任には良いタイミングなんじゃないか?」
カリム先輩…流石の明るさ…これを断る訳には…
「わかりました…寮長引き受けます」
「おぉ!ありがとうございます!一年生寮長の誕生ですね」
「すごいね!柊木らるさん!僕が調べてもこの寮長就任データは最速記録だよ!」
「いやいやまず7つの精神に基づいた寮じゃないですし…」
「ちょっとずつ覚えていけば良いだろう。僕にいつでもお聞き。」
「おや?リドルさんやけに素直ですね?僕にもそれぐらい素直に接してほしいところですね。」
「やめろアズール。そのよく回る口ごと首をはねてしまうよ!」
「それでは皆さん顔合わせを始めますよ1人ずつお名前を」
「ハーツラビュル寮長から順にお願いします」
「はい。ハーツラビュル寮長リドル•ローズハートです。」
「デュース•スペードです。今年からハーツラビュルの副寮長になりました。」
「はーい。今年からサバナクロー寮長になりました。ラギー•ブッチですよろしくッス〜」
「ジャック•ハウルです。ラギー先輩の指名により副寮長になりました。」
「アズール•アーシェングロットと申します去年に引き続きオクタヴィネル寮長を務めさせていただきます」
「ジェイド•リーチです。アズールと同じく去年に引き続き副寮長を務めさせていただきます。」
「スカラビア寮長のカリム•アルアジームだ!みんなであとでうちの宴に来いよ!」
「おいカリム!…スカラビアの副寮長のジャミル•バイパーです。よろしくお願いします。」
「今年からポムフィオーレ寮長になりましたエペル•フェルミエです。よろしくね。」
「はーい!イグニハイド寮生は去年に引き続き僕の兄イデア•シュラウドが務めてまーす!」
「そしてこの僕オルト•シュラウドは今年から副寮長になったよ!みんなよろしくね〜!」
「シルバーだ。マレウス様にご指名をいただき今年からディアソムニアの寮長になった。よろしく頼む」
「2年D組33番!セベク•シグボルトだ!!偉大なる若様とリリア様からご指名いただき副寮長を務めている
よろしく頼むぞ!!!人間!!」
えっと最後は私か…
「今日からオンボロ寮寮長になりました柊木らるです。皆さんとは違い女の子ですがよろしくお願いします…!」
「はーい。皆さんありがとうございました。今年もNRCを頼みましたよみなさん」
「それでは今日はこれにて終了。明日から通常授業が始まるのでそれを寮生に伝えておくこと。」
顔合わせ会緊張した〜…まさか私がオンボロ寮の寮長になっちゃうだんて…
学園長もだいぶ強引だったしな…
早く寮に帰ってユウ先輩に色々伝えなくちゃ
「戻りました。ユウ先輩いらっしゃいますかー?」
「あっらる!おかえり!そして寮長就任おめでとうー!」
「ありがとうございます…私ユウ先輩が寮長でいいんじゃないかなってすっごく思うんですけど…」
「うーんまずまず僕は正式な生徒じゃないから務められないんだよねー。らる。君にしか出来ない仕事なんじゃない?自信持ちなよっ!」
「そうですね…ありがとうございます…!!」
「明日から通常授業始まるし早めに休みになね。」
「はい。それではユウ先輩もおやすみなさい。」
「おやすみー!」
はぁー本当に騒がしい一日だった…寮長頑張んなきゃな…
コメント
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ちょっとツイステ分かんないんだけどめっちゃ頑張って書いたのは分かった() 1回消えたのに良く頑張った…