3話
__
_
🐤side
入学式が終わり、自分たちのクラスへと戻る。
担任「お前ら〜、今日この後部活動見学があるから、部活一覧表配るわ。1人1枚とったら後ろ回してな〜」
クラス「は〜い」
前から回ってきたプリントに目を通すと、たくさんの部活動と活動場所、部活からの一言コメントが書いてあった。
運動部だと…バスケ、サッカー、バドミントン、テニス、卓球、陸上、柔道、バレー…あとは弓道とかもあるんだ…
文化部だと…美術、吹奏楽、演劇、茶道、読書、パソコン、サイエンス、手芸、書道…
ふとプリントの端っこに目を通すと…
…ん、なんだこれ…?
💎「…ら、うら!りーうら!」
🐤「うおっ、びっくりした。どしたほとけっち…」
💎「どうした、じゃないよ、何回も呼んだんだよ!w」
🐤「ごめん、ぼーっとしてたw」
💎「ww 部活見学、いこ?」
🐤「あ、おう!」
どこに行こうか〜、?なんて話をしながら、
右をウロウロ
左をウロウロ。
あっちをきょろきょろ
こっちをきょろきょろ。
あら素敵。
なんということでしょう。
俺たちは…
俺は本日2回目の「迷子」になった。
悪夢再来?
いやほんとに笑えない。複雑すぎるんですけどこの学校!!
💎「待ってここどこ!?僕達迷子ってこと!?ヤダ!というかどうしてこんなに人気ない分け!?意味がわかんないんですけど!」
🐤「ほとけっち、うるさい」
自分もパニックになりかけたが、同伴者がこんなにも元気だと自分の理性は正気に戻るものだ。
どっかに人、居ないかな…
💎「あぁぁぁもう!!ほんとに部活動見学やらせる気あるんですか!!!!」
🐤「ちょ、ほとけっち!!」
そう叫んだほとけっちは、俺が止めるのも間に合わないうちに暗幕がかかっていて、いかにも“開けてはいけません”というオーラを放っている扉を開けてしまった。
?「うわっ!!びっくりしたっ」
?「なにっ!?」
なんていう声が2名分ほど聞こえてきた…。
人、居た。
コメント
2件
え、運動部で野球ないの??? ま、いっか☆
うふふ イムくん可愛過ぎん?