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終わりの隕石と君の顔〜#1

「…もう、この世界も、終わるんだな…」

俺の名前は篠原祐介(しのはら ゆうすけ)。とうとうこのセカイも、終わりを迎える寸前だ。このセカイは、大きい隕石が一週間に一回程落ちてくるのだ。今まではセカイ中の科学者達が集まって隕石を爆破させる装置などを作っていた。今までは、ギリギリ壊せるサイズの隕石が降ってきていた。科学者達も、悪い予感がしていた。そして、その悪い予感は当たった。もう壊せる大きさの隕石ではなかった。大きすぎて、制御が効かなく状態になる程大きかったからだ。…そして当たり前のことだが、もちろん我々人間はいつ隕石が降ってくるかわからない。そんな状態に住民達も科学者達もみんな体を震わせていた。そして、ついに…終わりがやってきたのだ。

「5…4…3…2…1…ゼ_」

スパンッ!



「…え?俺…生きてる?」

俺はなぜか生きていた。なぜだ?全国民。みーんな生きていた。隕石による死亡者は誰一人いなかったのだ。…というか、隕石が真上で「割れた」のだ。「なんで…?科学者達が本気を出しても制御が効かないほどの大きいものを、どうやって…?」俺がずっと頭の中で考えていると、とある一人の少女がいた。迷子かと思い、話しかけようとしたその時。

あーあ、疲れた。それにしても久々に隕石割ったぁ。」

「…ん?」

俺は少女の言っている意味が分からなかった。「いやいや、隕石を破るなんてまさか。」

…あの時の俺は、そんなことを考えていた。

続く…





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