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親愛なる君を消したい

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親愛なる君を消したい

7 - 親愛なる君へ

♥

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2024年03月24日

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「ひ、日真ぁ……どこ行くのぉ……」

「トイレだよ。」

「わ、私も行く……」

同じ日々の繰り返し。

「日真っ!これ楽しいね!」

「そうだね支那。」

支那が見せる笑顔だけが私の幸せ。

でもね支那、

約束は破っちゃダメなんだよ。

「支那、」

「なぁに?」

「これ美味しいから飲んでみて?」

「うん!」

支那、人のこと簡単に信用しちゃダメなんだよ。

「んん……なんか眠くなってきちゃった……日真ぁ布団借りてもいーい?」

「いいよ。」

良かった、薬効いてる。睡眠薬ってすごいなぁ……‪‪‪。

「……支那、ずっと一緒だよ。」

支那の首細いなぁ……。でも絞めやすいからいいかも。

「……支那、約束を破るからこうなるの……。次は気をつけてね。」

……あ、もう息してないね。

これで……

支那は私だけのもの……!



〜△‪✕‬ヶ月後〜


『17歳の女子高生、坂野支那さんが数ヶ月前から行方不明となっています……警察は事件として捜査を続けて……』

ラジオから流れる愛しの人の名前。

見つからない女子高生。

私の部屋にいるのは私の愛しの人。

私は今日も話しかける。

「__支那……愛してるよ。」



ここまで読んでくださりありがとうございます!

これにて『親愛なる君を消したい』完結です!

これは番外編を作らない予定なのでよろしくお願いします

ぜひこれから出る作品、前の作品も呼んでくれると幸いです!(フォローしてくれるともっと嬉しいなぁ……)

ではまたどこかで会いましょう!マタネ!

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