この作品はいかがでしたか?
316
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ーー千冬「……ごめん 、母ちゃん !」
俺は 、お菓子の封を空け 、
口に運んだ 。
出来事は学校の掃除時間 。
俺の掃除場所はトイレ掃除だった。
ーー千冬「あっつ 、」
今日は班の奴が休みで 、男子トイレは俺一人で行っていた。
ーー千冬「汗だくだく 、」
黙々と掃除はしてなかった。独り言を発していたが 、真面目にやっていたつもりだ、
掃除時間が終盤にその時は来た。
ーー千冬「あ 、」
少し頭痛があって 、ふらふらと足が保てなくなり始めた。初めは熱中症だと思っていた。
ーー千冬「… 、教室戻って水筒飲も 、」
でもその1分後ぐらいに次は腹部と胸部がじんじんと痛み始め四肢の痺れが出てきた。
ーー千冬「… 、」
おかしいとは思い始めていた。それでもまだ熱中症だと思っていたため 、水分補給すればすぐ治ると思っていた。
それが間違えだった。
ーー千冬「……あと5分か 、」
掃除時間がもうすぐ終わるため 、最後までやろうと作業を辞めなかった。
あの時に保健室などに行っていれば何か変わっていたかもしれないのに 、
チャイムがなり、掃除時間が終わった。
掃除道具を片付けようとした時だった。
突然目の前がぐにゃぐにゃと歪み初め 、
先程までの腹痛と胸部の痛みが強くなり始めた。
それでもまだ熱中症だと思っていた 。
水分取ればすぐ良くなる。早く戻らなければと思っていた。
トイレを出て廊下に入った時だった。
目の前が 、真っ白に染まった。
ーー千冬「ぇ ?」
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目を冷めた場所は病院だった。
目が覚めたのを確認した母ちゃんがナースコールを読んだ。
ーー千冬母「千冬っ、!あんた、良かった、泣」
母ちゃんは安心したのか泣き始めた 。
ーー千冬「なんでここに 、?」
ーー千冬母「学校で倒れて 、あんた救急車に運ばれたのよ、泣」
3回ノックがなり 、ドアが開いた。
ーー医者「千冬さん。起きたんですね、」
「診察結果をここで言いますね、」
どうやらもう診察は終わっているようだ。
ーー千冬「はい、」
ーー医者「千冬さん。あなたは 、3つ、癌がで来ています。」
ーー千冬「は、、癌 、?」
「な、何それ、、」
ーー医者「細胞が何らかの原因で変異して増殖を続け、
周囲の正常な細胞組織を浸潤したり、
他の組織などに転移するんです。
人体のエネルギーを消耗したり、正常な組織と入れ替わり臓器などの機能不全を引き起こします」
ーー千冬「は、、、何それ 、、嘘だろ、」
ーー医者「よく聞くんだ、千冬くん。」
「君の癌は、死ぬ確率99%、生存確率1%、」
「……君は 、余命3ヶ月 なんだ、」
ーー千冬「ま、待ってくれよ、!!」
「俺まだ中二だぞ!?死ぬって、はっ!?泣」
ーー医者「信じたくないもの分かる。」
「無理ない。」
ーー千冬「まだ、、まだ、大人にもなってないのに 、泣」
「大人にならずに死ぬんですか、?泣」
「友達やみんなは、当たり前のように大人になって、酒飲んで騒いだりすんのに、泣」
「俺は、、俺だけ、、餓鬼のまま死ぬんすか、?泣」
ーー千冬母「…ッッ 、千冬ッ 、、泣」
ーー千冬「…… 、もっとみんなといたいのに 、泣」
泣き喚いた、何を言ったって医者はどうすることも、残りの余命を変えられる訳でもないのに 、
ーー千冬「死にたくない 、泣」
母ちゃんは俺を抱きしめ、頭を俺の服に埋めた。
ーー医者「申し訳ございません 、」
「千冬くんの癌は肺がん、肝臓癌、脳がんです、」
ーー千冬「……、泣」
ーー医者「…君はいつか、どんどん苦しくなる、」
「髪の毛も、抜けてしまうだろうし、四肢だって動かなくなっていくだろう。」
「食べるものだって、苦労する」
「お菓子とか、ジュースも、ダメ、肉も、魚も、」
「毎日薬になる、」
ーー千冬「そんな、泣」
ーー医者「それを直すのに莫大な料金がかかる。」
「何百万だ。」
ーー千冬母「国からも払って貰えないんですか、?泣」
ーー医者「ある程度は払いますが、ですが足りません、」
ーー千冬母「私がはらいます、内蔵を売ってでも、泣」
このままじゃ母ちゃんが壊れてしまう、
たとえ手術をしたとしても治るっていう保証もないし、もう、、諦めるしかないんだろうな、
ーー千冬「………もういいです、泣…」
ーー千冬母「ちょっと何言ってるの千冬!!!泣」
ーー千冬「もういいよ、充分、泣」
「母ちゃんが壊れちまうよ、いいよ、もう、泣」
「仕方ないじゃん、これは神様が俺に渡した運命なんだ。泣」
「死神は俺を選んだんだよ、泣」
ーー千冬母「……ごめんねぇ、、千冬、泣」
美味しかった、久々に食べた。チョコレートなんて。
ーー千冬「んま、」
またもうひとつ食べた。頬がとろけ落ちそうなくらい甘くて、優しく包み込んでくれるようだ。
ーー千冬「……んまぁぁ♡」
ーー看護師「何やってるの!?!?!?」
そう看護師に怒鳴られ驚きを隠せなかった。
ーー千冬「お、お見舞いのお土産を……」
ーー看護師「貴方言われたでしょう!?!?」
「少しでも食べても病気は悪化するのよ!?」
「何個食べたの!?」
ーー千冬「ふたつです 、、」
ーー看護師「ふたつも食べたの!?」
「今すぐ吐き出して、!早く、!!」
ーー千冬「ゥ、んぐ、」
吐き薬を飲まされ、無理やりにでも吐かされた。
それほどまでに危険なんだ、
ーー看護師「もし食べてしまえば、、」
「今日、死んじゃうのよ、?泣」
看護師の目には涙が浮かばれていた。
ーー千冬「う゛、お゛ぇ゛ッッ 、ぐっ 、う゛ぇ゛ッ、泣、」
ーー看護師「もう二度としないで 、泣」
「あなたには生きていて欲しいの、泣」
ーー千冬「ぅ、ゴホッゴホッ 、ごめんない、泣」
ーー看護師「ううん、私こそごめんね、」
彼女は俺を抱きしめた。
コメント
9件
あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???千冬ちゃんがタヒぬだなんて!!私もタヒんじゃう!!! それにお菓子も食べられないなんて!!! 薬だけ……。余命3ヶ月なんて辛いわよね。 まだ中2なのに、!可哀想すぎる!! マイキー達ずっとそばに居てあげてぇぇぇぇ!!!!!! 私がずぅっとタヒぬまでそばに居てあげるからね?!千冬ちゃんがタヒんだ瞬間に私もタヒぬわ!!千冬ちゃんタヒなないでぇぇ!! 代われるなら代わりたい
ちぷタヒぬなぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!! 私最近また東リベ見始めてて、今日場地がタヒぬ所まで見たんだけど…次はちぷがタヒぬのかよッ!!!!!!!! 私の内蔵も心臓も肝臓も脳も髪の毛もやるからッ!!!!!!!!ちぷはタヒぬなッ!!!!!!!!