「鈴ちゃん!今日お店終わったらご飯食べにいこう!花屋のオーナーからブロンコ・ベリーの食事券もらったんだ! 」
「まぁ!ブロンコ・ベリー?あのお洒落なステーキハウスね!」
スマホを握りしめてベットに寝転んでいた私は飛び起きた
代休の私は柚彦君が仕事から帰ってくるまで家でポポとゴロゴロしていたが、彼の電話で一気に心は弾んだ
「じゃぁショッピングモールまで私の車でむかえに行くわ、ええ!・・9時ね!わかったわ! 」
私はスマホを放り投げて、彼とディナーの準備にバタバタ忙しく走り回った
彼と付き合い出してから2か月が経った
以前心配していた事とはほど遠く、付き合いだした私たちは信じられないぐらい上手くいっていた
彼はとても優しくて素敵な彼氏で、私たちは実際どこへ行くにも一緒で毎日のように一緒にご飯をたべた、私は彼のそばにいればいるほど彼に恋していった
私達は抱き合ったり、軽くキスはするけどいつもそこまでで終わった
いつか彼と私の家でネットフリックスで映画を見ている時に、私のベッドで彼が寝てしまい、私もそのまま朝まで一緒に手をつないで寝てしまった
その時でさえ彼は可愛く、おはようのキスをしてくれただけだった、そして二人で迎えた初めての朝に照れくさい気持ちで一緒に朝ごはんを食べた
そういうスイートな彼にどこまでも甘やかされ、私とポポは安心し彼をすっかり信頼していった
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