テラーノベル
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wkiが飲み会に行った。
僕を置いて!
ついて行きたかった、ついて行きたいって言った。
でも、困った顔をして少し悩んでいたから、
なんだか申し訳なくなってきて
今日は折れてやることにした。
留守番なんてつまらない。 1人が寂しい。
もういい、僕だってお酒を飲んでやる。
1人で飲むのもなんか情けないので
目の前にwkiとryoちゃんの写真を置いて
擬似飲み会にした。
よし、楽しい気分で暇潰すぞ!!
数時間後。
ベロベロになったwkiが帰ってきた。
僕も少しだけ、酔ってた。
僕は彼の戸を開ける音にも気付かずに、
「ねぇryoちゃぁん……wkiがさぁ、もう、ばかやろうなのーー、」
「僕をおいて、お酒飲みに行っちゃったんだよ!もうなんか最悪っ」
だから、気付かなかったんだ。
そのばかやろうが、すぐ近くでニヤニヤしてることも。
「誰がばかやろうなの?」
「えっ?wkiだ。お前だよ」
「……あれ?」
「笑笑
可愛いことしてるじゃん」
そう言って彼は僕の手首を掴み、僕の座っていたソファに僕を押し倒した。
「え ちょ、は?」
「mtkぃ?
おれ酔ってるから いいよね 」
「ね、ぇまじでやめ、っ」
「てか何その謎理論、」
「3日後ライブだよ!?わかってる!?」
僕はまだ正気を保っていたが
wkiは何を言っても、もうダメそうだった。
ギシッ、
と
ひとつ、ソファの軋む音がする。
逃げようとしたが、彼の腕は僕の手首を掴んで離さない。
酔ってもなおこの力。
いや、最早酔っているからこその この馬鹿力なのかもしれない。
…そんなことはどうでもいい。
さっきwkiにも言った通り、
3日後にはライブが控えているのだ。
明日もリハがある。
ここでやられたら…、
こいつ、相当酔っている。
僕の言うこと全てを無視し、お構い無しにキスをしてくる。
「んっ、ぅっ../んふっ、ゥッ、」
やっと唇を離したかと思えば
また唇を重ねられる。
今度は舌までいれてきた。
くちゅ、んちゅっ、と
リップ音と、僕の吐息が部屋に響く。
彼が離した口から糸がひく。
「きもちー?笑 mtkは、絶対やっちゃいけない今、やってることに快感覚えてるもんね?」
「っ……!!/」
結構、図星だった。
はぁ、もうヤダ…
なのに、抵抗できない自分がいた。
スーツのwkiに対し軽い服装の僕。
パーカーのチャックを、ゆっくり開けられて
……
そこからは、あまり覚えていない。
翌朝。
目が覚めると、ソファの下にwkiがいた。
落ちているというより…下で寝てる?
あれ?
僕も彼も、服を軽く着ただけでほぼ裸。
「……あっ」
全てを思い出した。
「っ!!!このバカiっ……」
ズキッ !!
「っ〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
腰に激痛が走る。
クソ、なんで昨日に限ってあんなに激しいこと…
そしてコイツはなかなか起きない。
もう知らない、リハにも一人で行ってやる。
「あっ、おはよー!
……あれ?1人?wkiは?」
「おはよ!
…今日はアイツと口聞かないことにしたから」
「そ、そう…」
「ごめんねー。ってて…」
座ろうとしたとき漏らした感嘆で、
ryoちゃんは何かを察したような顔をした。
「mtkも大変だね…笑」
「はは…」
そんな感じで会話を続けると、
焦った様子でwkiがやってきた。
「おはよ!!
…あっ、えーっと…mtk?怒ってる?」
そんなことを言うので、
ryoちゃんの後ろに隠れる。
「ねぇ、ごめんって!!昨日はまじで、超酔っててさ…」
顔が熱くなるのを感じる。
更に縮こまったのを見て、wkiはバツの悪そうな顔をする。
しばらく沈黙が続いた。
そんな重めの空気を、ryoちゃんがパッと明るくしてくれた。
「まぁ、何があったかよくわからないけど…とりあえずリハ行こ!ね!」
「う、うん」
ありがとう〜泣
はぁ。 ほんとに、バカ若井。
これ1回半分(700字くらい)消えて焦った😭中身はいい感じに思い出せたけど終わり方全く覚えてなくてクソみたいな切り方()
てか大事な日の前日とかにやっちゃうの好きなんですよ〜!!導入が好き、「ちょ!!明日〇〇だよ!!?」みたいな…
アレ、興奮しちゃう😸
でもこれ、よく考えたら酔ったのと朝チュンと前日全部入ってる?欲張りすぎる
ありがとうございました〜!
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