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どうも皆さんるかです。
対して話すことがないのでとりまどうぞ
shp side
武器を手入れし、荷物を詰めてから裏口へ向かうと、
元気な声がワイの耳を打った。
「お〜!準備できたかshpくん!」
「はいっ!ばっちしっす」
「それじゃ早速行こか…!!」
「は〜い」
軽い会話を交わしながら、zmさんをワイの愛用のバイクに乗せる。
「いや〜久々に乗ったなshpくんのバイク」
「ワイも久々にzmさんと乗りましたわ」
「んふ、じゃ、さっそくれっつごー!!!」
zmさんは笑いながら、元気よく指を指し、ヘルメットを被った。
「ちなみにどこ行くんすか」
バイクを森の中走らせながら、後ろにいるzmさんに問いかけてみる。
「ん〜」
「あ〜、せやった、言ってなかったな」
「A国よ、潰しに行くねん」
「あ〜……鬱兄が言ってた裏でコソコソやってる奴らっすよね」
「そうそう!ま、気は抜かず、でも気楽に行こうや!」
「矛盾してますよ、それw」
「ええのええの…!!!」
「細かいことは気にしない!!気にしない!!wwはよ飛ばして!」
「はいは〜いw」
少し慌てたように誤魔化すzmさんが面白くて、
ワイは軽く笑いながらも、懐かしい感覚に胸を踊らせ、ハンドルを強く握った。
zm side
此処はA国の隠し通路から入った、ダクトの中である。
隠し通路といえども、もちろんA国側もその場所を把握してはいる。
が、そんな場所から入ってくる侵入者というものは、極めて少ない 。
基本的には戦争を仕掛けてきたり、一般兵にまじったりするのが普通なので、
建物自体に警戒はしていないらしかった。
俺たちはするするとあらかじめ決めていたルートに入れ、成功。
現在は統領たちの会話をガッツリと盗聴しているところでありますぜ。
“いつ行くんですか?”
というモールス信号が伝わり、後ろを見るとshpくん。
ん〜……本当はもうちょっと遊んでもよかったけど、遊びすぎるのはよくないかもしれない
“それじゃ、あと3秒後に”
というモールス信号で返せば、shpくんは静かに頷いた。
zm side
破壊音を大きく響かせ、ダクトを蹴破り見事に着地。
衝撃を受けた統領たちを無視し、いつもの挨拶。
「チチチチチーーーースっっっ!!!!」
「我々国幹部!!zmと申しま〜す!!」
「同じく我々国幹部shpと申します〜」
「「統領様を殺しにきました〜!!!!」」
息ぴったりの挨拶に、心地よさを覚えながらも、ポケットからナイフを取り出す。
shpくんは少し離れたところで銃を構える。
統領たちは焦りながらも、自分たちの部下を即座にかき集め、俺たちへと向かわせた。
数がある方が有利って?残念。実力だぜ…!!!!
近距離は俺。遠距離はshpくんと、うまく使い分けて戦う。
うまいこと敵を狩れていたその時、shpの後ろに、気配を消した敵がいるのが見えた、
しかしshpくんは気づいていない。
「…くそっっ!!!」
俺は持ち前の脚力を使って、地面を蹴り上げ、shpを無理矢理押す。
「──えッ!?zmさんッ!?」
「馬鹿野郎!後ろやッ!!」
そう叫ぶと、shpはハッとしたように、発砲したやつを撃ち殺す。
「……間一髪やな」
「す、すみません……って、その手ッ!?」
shpくんが驚いたような声を上げてから、気づく。
先ほどの敵が撃った銃弾が、俺の右手を貫通していた。
血は止まらないし、ナイフを握れるとも思えない状態。
「……ぁ……」
「大丈夫大丈夫!!こんなんかすり傷や」
「それよりも時間が押してる。急ぐでshpくん!!」
明らかに動揺するshp君に声をかけて、前を向き直す。
片手使えんくたって。
「不意打ちなんかする雑魚どもに負けるわけないやん」
俺は地を蹴った。
zm side
「ふぅ…大変やったなぁ」
我々国に血まみれで戻るなり、俺は大きく息を吐いた。
早よ手当してもらお、と思いながら手を見る。
「………」
shpくんは心配そうに俺を見つめながら、黙り込んでいた。
「なんやねん折角の一緒の任務やったやん…!こんなんよくあることやからさ?」
大丈夫、と念を押すようにいえば、shpくんは無言で頷いた。
軍の中に入って、ぺしんのところへ向かう時、不自然な匂いを感じ取った。
「────ッ!?」
俺は衝動のままに統領室へと走った。
「zmさんッツ!?!」
急にかけだした俺を追いかけてshpくんもついてきた。
「まさか、まさか──ッツ」
どくどくと心臓を鳴らしながら、勢いよく統領室の扉を開け放った。
そこで見つけたのは血溜まり。
そこに、統領はいた、
呆然と立ち尽くして、
しかし、書記長の姿はなかった。
回覧ありがとうございました〜