テラーノベル
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輝瀬黒(ペア画中
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お母さんは最初こそつらそうだったものの、安静にしてご飯を食べて寝ていたらすぐに復活した。その回復力に闇医者は驚いていた。
「まぁ…野生ならこんなもんか」
と言っていた。ちょっと酷いと思う。
復活したものの、まだ傷が開く可能性があるので任務にはまだ行けないとの事。極力動かないようにしてほしいと言われた。左肩は可動域が少し狭くなった。腕が頭のところまで上がらないのだ。でも、リハビリでどうにかなるものでもないから一生これと付き合っていけと言われていた。
私たちは7日経ってやっと全員が家に帰ってきた。
「お母さん、おかえり」
「ただいま。待っててくれてありがとね!」
お母さんが笑うと、自然と私も頬が緩んだ。今日は日曜日。みんなでテレビを見たり、お昼寝したり、ご飯食べたりお菓子食べたり、ゆっくりして過ごした。
「そっか、もう愛楽も海斗も事務所に行ったんだね」
「僕はボスの人と話してないけど」
「私は挨拶したよ。お母さんたち、私と海斗のこと自慢してたって本当?」
「ほんとほんと。だって自慢するしかないよねえ?」
「そうだそうだ」
「そんな自慢げに言われても…」
こんな穏やかな日が戻ってくると思わなかった。私たちは今まで起きたことを全て話した。海斗が虐められてたことについても話すと、いじめに遭いやすい姉弟だと笑われた。
ちなみに、私とレヴィがこの1週間学校を休んだことも成り行きでバレた。
「学校は簡単に休むもんじゃない。ちゃんと行きなさい」
「ごめんなさい…」
しっかり説教された。レヴィはお母さんたちを尊敬してるから、もうこれ以上ないくらいに反省していた。まきをさんのお仕置を受けている時はあんなに抵抗してたのに。
「愛楽?あなた反省してないわね」
「授業聞かなくてもテストは高得点出せるし」
「愛楽。今そういう話してないんだけど?」
「…ごめんなさい」
お母さんは怒ると怖い。
反対に、お父さんは私たちが学校を休んだことをあまり咎めなかった。もちろん説教されたけど、お母さんほどではない。多分私のサボり癖はお父さんから遺伝してるんだろうと思った。
「でも、そんなに休んだら空舞くんとか不審に思うんじゃない?」
「…あ」
「そういえば姉さんとレヴィくんはどうしたのかって何回も聞かれたっけな…」
「あぁ、家にも来たな」
「来たの!?」
「3日前ぐらいにな。俺と海斗だけ家に戻った日だよ」
「なんて答えたの…?」
変なことを言っていたら終わりだ。空舞は頭が良いし奏舞は野生の勘で気づくだろう。
「愛楽とレビは実家にいるって言ったよ」
「…ん?うん。まぁ、いや…嘘ではない……と思うけど?」
「私の実家がKEELって…w」
お母さんはツボに入ったみたいだ。こんな状況でよく笑っていられる。
「嘘偽りなく答えたぞ!」
「ウンソッカー」
これは、空舞たちはどう判断したんだ…??
コメント
1件
お母さん復活おめでとう〜!!😭💕 家族で過ごす穏やかな時間、めちゃくちゃ温かくてほっこりしたよ…!「野生ならこんなもんか」って闇医者に言われてるの笑ったけどw でも左肩の後遺症の話がじんわりくるね…。そして空舞たちが家に来てたって展開、次どうなるか気になりすぎる!!「実家がKEEL」って…確かに嘘じゃないけどww 次話も楽しみにしてるよ〜!🌸