三十路の灰谷蘭が13歳になって出てくる話
竜 目線 ,
俺は灰谷竜胆、梵天の幹部。昨日は仕事終わりが遅かったしその儘家に帰ってすぐに寝た結果、寝坊してしまった。
竜「 はあー …ヤバ 、頭痛え 」
支度をし、アジトへと出かける。何時もは兄貴と一緒だが兄貴と仕事は別々、その上兄貴も仕事で疲れてアジトでその儘寝たらしい。
暫くしてアジトに着いた。何やら少し騒がしい…ただでさえ仕事で疲れてんのに、と溜め息を吐いていると扉の目の前まで着き。
扉を開ける _
竜「 え゛ッ ?! は ?? 」
扉を開けたその先には、同僚や上司に囲まれている俺の兄貴が居た。それだけだったらまだ驚かない、兄貴が小さい時…ガキの時の姿だったのだ。しかも、ソファーで寝ている
春「あ゛ーー?誰だ。って、御前かよ。知らねーガキが紛れ込んで、殺すか逃がすか話してんだわ。つか、御前遅刻な?マイキーに謝れ。」
佐「いや、別にいい。先に此奴どーすっか、」
竜「言いずれーんだけど。あのさ、其れ…俺の兄貴」
と自身の兄貴を指差して言う。
鶴「は、?此れが蘭?」
竜「そ、結構ガキん時の。」
春「まあ…言われてみれば、似てんな。とりま起こそーゼ?」
望「だな、ずっと此処で寝られても困る。」
竜「んなら、俺が起こす。」
マ「頼む、竜胆」
竜「はーい、兄貴ー?起きて」
兄貴の頬をペチ〃叩きながら声をかけ、起こそうとしてみる。
蘭「んん〜 … なあに、竜胆」
春「お、起きた」
目を擦り、まだ眠いのか欠伸をし涙を垂らす兄貴が可愛い…こんなに可愛いかったか…??と思うが、当たり前かもしれない。俺はもう三十路だし
竜胆「あの、兄貴…いや、御前何処から来たわけ?」
蘭「えー、何処って…普通に夜寝て今起きたんだけど…竜胆かと思ったら全然違うし、オッサンじゃん。しかも6人も居るし」
春「は??俺とマイキーは違ぇだろ。ガキ、調子乗んな」
竜「マイキーは違うかもしんねーけど御前はオッサンだろ薬中、兄貴に手出したら殺すから。」
小さい兄貴に向けて中指を立てる三途に腹が立ち兄貴の目の前に行き庇うようにしてから中指を立て返してやった。
臣「御前ら黙れよ、可哀想だろガキが。」
蘭「んは、面白ーー。やっぱり此奴俺の弟じゃん、ピンクの奴はきらーい。でも、御前はいーね、可哀想は余計だけど」
と、言えば兄貴は明司にくっついた。俺兄貴守ったんだけど…???一応、と頭の中ではてなを浮かべる俺なのであった。