ある部屋で一人の女性がベッドで寝ていた
静江
「ゴホゴホ、、、、」
女性の名前は須王静江
須王グループの相談役であり、須王譲のたった一人の母親
彼女は老体の体のため、もう長くなく
ベッドで静かに寝ている
静江
「もう、、長くはないのね、、」
そう静江は一人ベッドで寝ているとドアをノックする音が聞こえた
静江
「どうぞ」
と静江が言うと息子である譲が入ってきた
譲
「お母さん、、体調は大丈夫ですか?」
静江
「えぇ、、ゴホゴホ」
譲
「!、お母さん!」
譲は静江に掛けると静江は大丈夫と言った
静江
「大丈夫よ、少しせき込んだだけよ、、」
譲
「なら、、良いんですが、、」
と譲は言うと椅子に座り、静江にこう言う
譲
「医師から聞きましたが、、薬を拒んでいるそうですね、、どうして拒むんです、、薬を飲めば少しは良くなると、、」
静江
「もう、、この老体の体に薬は効かないわ、、、それに、、私の体、、飲んだところでなにもならないと分かるわ」
静江がそう言うと譲はポケットから薬の入った袋を取り出し、テーブルに置きこう言った
譲
「、、お母さんお願いします、、薬を飲んで下さい、、」
譲
「私はお母さんにまだ生きていて欲しいんです、、、、」
静江
「何度お願いされても、飲まないわ、、」
静江はそう言い、目を閉じた
それを見た譲は薬をサイドテーブルに置いてからこう言った
譲
「、、、環も望んでいると思います、、、」
そう譲は言って部屋から行った
静江は譲が居なくなった部屋で静江は目を開けてこう言う
静江
「そんな事、、分かっているわよ」
静江はそう呟くと静かに目を閉じた
須王環、、
譲の子どもで自分の唯一の孫
数年間にホスト部をしていた、仲間と一緒に殺され、この世を去った
静江は環を最初、孫と認めなかったが
認め、家族として暮らして行っていた
だが、突然殺され、この世を去りもう何が何なのか分からなくなり、心を閉ざした
静江
(私は、、環に何もしてあげられなかった、、夫に、、、怒られてしまうかしら)
静江
(唯一の孫に、、何も出来なかった事を、、、)
そう静江は一人思い、深い眠りへと落ちて行った
深夜
静江は深夜に目を覚ました
静江
(昼に寝てしまったものだから、、起きてしまったのね、、)
と静江は思って部屋を見ていると窓のドアが空いているのに気付いた
静江
(窓、、開けて寝てしまったのね、、)
静江
(閉めないと、、)
そう思って、静江は窓に手を触れ窓を締めようとした時、突然、後ろから声を掛けられた
???
「お婆様、すいません、寒かったですか?」
???
「少し、換気した方が良いかと思って開けてたんですが、、、」
静江にはその声に聞き覚えがあった、、
いや、聞きたかった声だった
ゆっくりと静江は後ろを向くとそこには自分が会いたかった人物が立っていた
静江
「久しぶりね、、環」
唯一の孫、、須王環だった
続く






