狂帝 「でも、ゼロ人様が動くわけ無いじゃ無い!」
堕天使 「だが、動くことはお前も知ってるだろ…お前も一応…」
「ゼロ人の使徒なんだから……」
狂帝 「!ッッ…」
暗黒 「え?」
オーロラ 「はぁ?」
暗黒達が驚くのも仕方がない…
ゼロ人の使徒になるには、ゼロ人人身に認めてもらう必要がある…
そして、そのゼロ人とは………
『幻人』のことだ………
それで、今、ゼロ人の使徒に認められているのが確認してあるのは……
テロップ、無神族の長、堕天使
の、この3人だ…
その正体も実力もほぼ分からない…
そして、ゼロ人の使徒候補もいる…
それは…
音奈、黒(無神)、白(無神)、狂帝、月虹、不孤雩
の、この6人だ…
その…候補である、狂帝が本当にゼロ人の使徒だった…
オーロラ 「本当だったのかよ…」
暗黒 「どうして、教えてくれなかったんですか!?」
狂帝 「教えたら、様付けで呼ばれそうだったから…」
堕天使 「まぁ、ゼロ人様も様付けで呼ばれるのが嫌いだから、正体を隠しているんだよな」
狂帝 「うん…そうなの…」
狂帝 「だから、このことは秘密で頼むよ!」
オーロラと暗黒は、「うん、分かった/分かりました」と言い承諾を得た
だが、オーロラには疑問が出来た…
オーロラ 「なぁ、狂帝…」
狂帝 「なぁに?」
オーロラ 「赤明やお兄さんに言わなくて良いのか?」
暗黒 「!………」
狂帝 「静紳以外の兄妹達にはもう教えていたから…大丈夫!」
狂帝は、ちょっと辛そうな笑を見せた……
その光景を見ていた、堕天使は真顔でその様子をじっと見ていた…
無の空間
無の空間とは、世界の外側にある空間
簡単に言えば、地球と宇宙空間と似たもの…
地球を世界と仮定するのなら、宇宙空間を無の空間と仮定することができる…
その中で無傷で、居られるのは極小数……
ただ、世界保安委員会の者、能力保安委員会の者達は自由に世界同士の移動が可能…
??? 「ハァッ………ハァッ………」
((ガシッ!
と、???の首を何者かが掴んだ…
「グハァ……」
???は口から血を吐きながら…
首を掴んで来た者を???は睨んだ…
??? 「気に入らない…その目は………」
??? 「ナ…ンダド…………」
((グググ…
??? 「あ“あ”ぁぁぁ““………」
??? 「醜い声だ…」
「それが、世界強さランキング第三位の実力者か…」
黒(無神) 「あ“ぁ”あぁああ“………………」
(誰か…白だけでも………助け…てくれ………)