私はー、小学六年生でーすーがー?あのー、小学六年生のテストって難しすぎひん?
まぁ?もちろん?100点取りましたけど?え?うざい?うるせぇ☆
で、下校してたらよ。あらあら、ちっちゃい子がボール追いかけて道路に飛び出そうと。え、あの子可愛すぎん?
いや……でもかっこいいな……将来絶対モテるわ……
それでから?リムジンがあちらから来てるんですが?リムジン初めてみたんだけど。
あ、もしかして助けなきゃいけない感じ?それとも助けなきゃいけない感じ?
もしかして、転生する感じ?だったら助けるしか無いっしょ!!!
キキーッ
ドンッ
私から赤い液体が流れ出る。きっとこれは血だ。あの子は……助けれた?
……と、思った瞬間、私の視界の端っこで、トラックに引かれて死んだ。
……あの子と一緒に転生出来ないかな()
なーんて呑気に考えていると、白い光が私の視界を覆った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜❀
「……ょ………ょ!……目覚めよ!」
「ん……ん?」
目の前に居るのは白い髪の……………じゃなくて、青い髪のおじいちゃん……じゃなくて、青年だった。
え?この子……神様では無いよね?私のイメージ的に。え、もしかしてそれって私の偏見だったりする?
「我は神なり」
「え……あ、はい、そうですか」
「わしゃ時間がないでのぉ」
青年の見た目のくせにっ!おじいちゃんの声しやがって……!ギャップ萌じゃねぇかよっ……!←
「お主は死んだ」
「おん、知っとる」
「ほんで、お主の助けた子も死んでしもうた。」
「あー、なんか知ってます」
「その隣にいるのがお主の助けた子じゃ」
「はい、知って……………ゑ?」
なんと!私の真隣にあの助けた子が居たんだよ!……びっくりしねぇわ。
「……………」
「という訳でのぉ、お主ら、異世界に興味はあるか?」
「ありますあります、無茶苦茶あります!」
なんなら異世界に転生するためにこの子助けたも同然だもの()
転生しなくても助けたような気もするけど()
「……えっと……あの……」
んー?待って、この子の声私のタイプ。ショタって訳でも無いんだけどね?中性的な声は大体好きよ?
「異世界じゃ。でも面倒くさいからお主ら速く転生させるぞい。あ、魔法使えるからそこの所よろしくのぉ。」
「え!?✨魔法使えるの!?✨やったぁ!」
「あぁ、そうじゃ。あとちょっとお主らの前の世界と似とるかも知らん。あとは……チートのプレゼントじゃ♡」
「……神様それはちょっときついですって……でも!チートは!まじでありがとんやん!?」
「えぇ……神様にそんな事言ってきた人なんと、初めてじゃて。神の守護のプレゼントもあげるの。」
「いやなにそれ」
あれ?今思ったけど、あの可愛い子置いてけぼりで草。
「での、お主らはいとこという事での。捨てられている所を悪いやつらに拾われるって事で……説明終わったのぉ、ほれ、転生!」
「え!?悪いやつら!?そこは良い人じゃないの!?……って、うわぁぁぁぁぁ!?」
「うわっ!?」
そんなこんなで、私達は転生する事になった。
……え、あの子の「うわっ!?」ってやつ、可愛すぎん?
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