テラーノベル
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「んゅ……」
目覚めるとそこには……空がありました。……当たり前か。神様に捨てられたようなもんだもんな。
隣には……あら、あの子が……って思ったけど髪色違うかった()
でも多分あの子だな。いや、絶対あの子やん()
でね、その子が……髪色……ダイヤモンドとシルバーとエメラルドグリーン混ぜたような色なんだよ()
え、カラフル。って訳でも無いんだな?ほぼ白だもん。あ、白もカラフルか(?)
えー、私は……薄い緑でした……。黄緑じゃ無いんだ……で、なんかよく見たら毛先ピンクですし。
異世界じゃ、こんなカラフルなのが当たり前なの?
で、私今赤ちゃんよね?悪い人に拾われるらしいね?神様によると!
あの可愛い子、起きないk……あ、起きた。
「えぁーー」
……え?これしか声だせへんの?まじで?あ、あの子が返事してくれた。
「……あぇー?」
多分これ何ーって言ってんな。
「あえ?」
誰って言おうとしたけど無理でしたわ。え、待って、今この子が誰か知っても意味無くね?
「……うゅ」
可愛い子が目を空に向けた。
「あ?あ、なんだ、こんな所に赤ん坊か」
スゥ……………いかにも悪そうな人が……え、リーゼント古っ!?
「親分、こいつら持って帰っていいっすか?」
……いかにも下僕って感じの人だな()
「金がかかる。やめとけ」
「で、でも!家事をするように教育したり……働かせれば良いじゃないっすか!」
「……………お前、お前にしては頭良いな。よし、拾っていいぞ」
拾う理由金かよ……最低じゃねぇか……
ってな感じで、私達は拾われた。
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