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『もしもし?』
「久しぶりだな、レイナ。俺だ」
『日本では、オレオレ詐欺が流行っていると聞いたんだが、兄さんが原因なのか?』
「なわけねぇだろ。で、俺が送った封筒を見たか?」
『あぁ、見てから捨てたよ』
「今すぐ取り出せ」
『で、その手紙に日本フットボール連合から青い監獄(ブルーロック)プロジェクトに参加しろと書かれてあるんだが、』
「絶対に参加しろよ」
『断る』
「言うと思った。では、言い方を変えよう。ライバルが欲しくないか?」
『…………』
「お前の試合を見たが、楽しそうに見えなかった。お前のことだから、今のサッカーはゴミだとか、つまんないと思ってるだろ」
『当たり過ぎて怖い』
「お前と一緒にいた期間が長いおかげだな。話を戻すが、このプロジェクトに参加したらお前のライバルができる。絶対だ、俺が保証する」
『兄さんが、こんなに必死な様子を初めて見たな。どうして、そんなに私をプロジェクトに参加させたいんだ?』
「お前が参加することで、プロジェクトの参加者たちを、よりエゴイストにできるからだ」
『フッ、兄さんらしいな。仕方ない、参加しよう』
「了解。じゃあ、明後日に手紙に書いてある場所に来てね〜」
『……は?そんな急に行けるわけないだr「じゃあね〜」
ブチッ
『絶対に〇す』