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Chapter17.戦場へ
🔥戦場
黒い炎が渦巻き、 魔王軍幹部の魔力が空を裂く。
その中心に—— 光の柱が立っている。
そしてその周囲に、 次々と風の裂け目が開く。
炎をまとって着地。ないこ「ミナぁぁぁ!!」
解析魔法を展開しながら。ARKHE「敵の魔力構造、解析開始!」
治癒魔法を準備しながら。ゆう「ミナくん、すぐ治すからね!」
ミナの精神を安定させる魔力を放ちながら。らみ「ミナちゃん……もう大丈夫……」
炎を纏って幹部を睨む。ネイロ「お前が……この国を……!」
風を操り、全員を守る陣を張る。シエラ「風は味方よ……!」
幹部「……なんだ、この連中は…… どいつもこいつも…… “覚醒者”ばかりじゃないか……!」
光の巫女として覚醒したセラが、 ミナを抱きしめたまま、 仲間たちの姿を見て涙をこぼす。
「……みんな…… ミナを……守りに来てくれたんだね……」
ミナの指が、 かすかに動く。
🌑戦場:光が揺らぐ
幹部「……なるほど。 この光の源は……その子か。」
セラがミナを抱きしめる腕に力を込める。
セラ「近づかないで……!」
幹部の姿が一瞬で消える。
ないこが叫ぶ。
ないこ「セラ!!後ろだ!!」
セラが振り返るより早く—— 幹部の腕がミナの身体を奪い取る。
幹部はミナを片腕で抱え、 首元に黒い魔力の刃を当てる。
ミナ「……っ……」
セラの顔が真っ青になる。
炎をまとったまま、剣を構える。
ないこ「ミナに触んなやぁぁぁ!!」
魔力解析を中断し、幹部を睨む。
ARKHE「あの刃……魔力吸収型……! ミナの魔力を奪う気か……!」
治癒魔法を構えながら震える。
ゆう「ミナくん……返して……!」
涙をこらえながら魔力を整える。
らみ「ミナくん……怖がらないで……」
炎を燃やしながら一歩踏み出す。
ネイロ「お前……絶対許さない……!」
🌑幹部の嘲笑
幹部はミナの首元に刃を押し当てながら言う。
「この子の魔力…… まるで“世界の核”のようだな。 奪えば……我らの勝利は確実。」
セラが震える声で叫ぶ。
「やめて!! ミナに触らないで!!」
「ならば…… 私を止めてみろ、光の巫女。」
幹部の腕に捕らえられ、 首元に黒い魔力の刃を当てられているミナ。普通なら震える。 泣く。 助けを求める。
でも——ミナは違った。ゆっくりと目を開け、 薄く笑う。
「あーあ…… 最後まで守ってほしかったのに……」
幹部が眉をひそめる。
「……何だと?」
ミナは首を傾け、 まるで退屈そうに続ける。
「どうしてこうも、敵って馬鹿なんだろうね〜 かなめくん以下に」
「それ今言わないで!? ていうか俺基準やめて!!」
ミナはくすっと笑う。
「バカはどうあがいたって、 それより上に行くことはないからね?」
幹部の顔が怒りで歪む。
「貴様……!」
⚡魔力が爆ぜる
ミナの身体から、 白金色の光が一気に噴き出す。
「ミナ!! だめ、魔力が残ってないのに!!」
でもミナは、 もう幹部の腕の中にいない。
一瞬で幹部の腕から抜け出していた。
ミナの瞳が淡く光る。
「……半分で十分だよ」
手を軽く振る。幹部の周囲に光の刃が無数に展開される
「なっ……!? いつの間に……!」
光の刃が一斉に放たれ、 幹部の防御魔法を粉砕する。
爆風が戦場を揺らし、 黒い炎が吹き飛ぶ。
幹部は地面に叩きつけられ、 血を吐きながら震える。
ないこ「ミナぁぁぁ!! かっこよすぎるやろお前ぇぇ!!」
かなめ「いや俺以下って言われたの根に持つからね!? でも今のは惚れるわ……!」
ARKHE「……あれが“半分”……?」
ゆう「ミナくん……無茶しすぎ……!」
らみ「ミナちゃん……もう休んで……」
ネイロ「あれで半分……? じゃあ本気は……」
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