深澤「……ん〜、、」
雨か、
雨粒が地面にぶつかる音で目を覚ました俺
雨は好きじゃない
気分も乗らないし、ネガティブになりがちな気がする
深澤「、、、、今何時だろ、」
ベッドにある電子時計は5・20分を表している
いつもは6時に起きるからかなり早く起きてしまった、
深澤「ま、早く家出ても損は無いしな、」
いつもより早く家をでて学校で教室掃除でもしよう
そう考えてベッドから足を出し、家をでる準備を始めた
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がらららっ、
深澤「……………」
まぁ、ドアを開いても誰も教室にはいない
スクールバッグを机に置き、掃除にとりかかる
こう見えても掃除は出来る方なのだ
掃除ロッカーからほうきを取り出し、つくえの間を通りながら掃除を始める
大体、5分頃たった頃、
深澤「…うしっ、半分終わり〜、」
深澤「まだまだ時間あるな、、」
こんこんっ、
深澤「ん??はーい、」
がらららっ、
深澤「うわっ!!!!!」
扉を開けると目の前には大きな体が目に入る
顔を見ようと見上げると、
岩本「あ、おはようございます!!」
深澤「お、おはようございます、」
書物を抱えた岩本先生が立っていた
岩本「これ机に置いてきてって言われたんだけど、、」
深澤「あ、じゃぁ俺置いときますねっ、」
岩本「え!ほんとに!?」
深澤「あ、はい、笑」
岩本「ありがと〜!!!!」
岩本「お名前なんて言うの?」
深澤「あ、っと、、」
深澤「ふかざわ、たつや、です、」
岩本「ん、たつやくんね、覚えた!!!」
岩本「……んふっ、」
深澤「なんで笑うんですか、、」
岩本「頭にゴミついてるよ、笑」
深澤「…!?」
岩本「…ん、ほら、笑」
深澤「えっ、はずかしっ、…」
岩本「あは、顔真っ赤だね笑」
深澤「うるさいです、、//」
岩本「…雨止まないね、」
深澤「そうですね、、なんか気分も上がらないです、」
岩本「わかる〜、先生も朝来る時どんよりだったもん、」
深澤「…でもっ、岩本先生と話してて元気出ましたっ!!」
岩本「先生もだよ笑 朝から話してくれてありがうね」
深澤「いえいえっ!!」
深澤「じゃぁこれ預かりますね、」
岩本「ほんとありがとう!!!」
岩本「今日は2年生体育なかった気がするからそれも伝えておいて!!」
深澤「おけですっ!!」
岩本「それじゃ!」
こちらに手を振りながら廊下を渡っていく岩本
それを笑顔で振り返す深澤
がらららっ、
扉を締める深澤
深澤「ふ〜、、」
扉に寄りかかって座る深澤
深澤「(んぁぁぁっ、、!!!!!)」
深澤「(何あれぇぇっっ、、)」
目見て話せせたかな、てか頭ぼさぼさじゃない?!
う〜、、もっときまってるときに来てよ先生!!
深澤「(……でも、すっごいかっこよかった、)」
深澤「好きだな、先生の事、…//」
そんな独り言を呟いて1人で顔を抑える
はっずっ、//
これが俺と先生が初めて話した日だった
[END]
コメント
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続き楽しみすぎる〜!