テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
あれから数日がたったのだが….。
🌸「すち〜!購買行こ!」
🌸「すち〜…教科書貸してぇ…」(泣
🌸「すち〜!一緒に帰ろっ!」
🍵「……」
鬱陶しいッッ…!
この人、めちゃくちゃかまちょじゃん…ッ!?
🌸「すちぃぃぃい゙…」
🍵「あ゙ーもゔッッ!💢」
🍵「ちょっとこっち!💢」
🌸「わわっ、なに〜?💦」
🍵「あのねぇ……」
🍵「あんたしつこいッッ!!💢」
🌸「えぇ!?」(泣
人気のない場所にらんを連れ込み不満を思いっきりぶちまけた。
昨日は苦しそうな顔してたくせに、今日はこのテンション。
こっちが疲れてしまう。
🌸「俺のどこがうるs」
🍵「そのテンションがうるさいの!」
🍵「ベタベタくっつきやがってぇ…💢」
🌸「キャラ!すちさん、キャラ!」(泣
🍵「うるさいッッ!💢」
🌸「ひどぉい……」(泣
🍵「全く……💢」
つくづくめんどくさいやつと友達になったな、と思った。
けど…やっぱり放課後に、2人でピアノを弾く時間は何より楽しいと思う。
最近はそのために学校に来ていると言っても過言ではないほどに。
🌸「よーし、じゃあ今日も弾くかぁ!」
🌸「先行もーらいっ!」
🍵「あっ、ずる…」
🌸「取ったもん勝ち〜w」
🍵「もぉ……」
🌸「じゃ、いっくよ〜!」
🎼.•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸ ♬︎*.:*•*¨*•.¸¸♬︎
🎼.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.¸¸🎶
🍵「……」
ほんっと、弾き始めたら上手いんだから…。
毎回圧倒されてしまうらんのピアノ。
しかも、それを楽譜を見ずに軽々と弾く。
あんな難しい曲を暗譜して弾くことができる人は、あまりいないだろう。
けど…
🌸「…っ」
🍵「!…」
やっぱりどこか、苦しそうなところは変わらなかった。
🎼.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.¸¸🎶
⋆*¨*•.¸¸♬⋆*¨*•.¸¸♪⋆*¨*•.¸¸♬⋆*¨*•.¸¸♪
🌸「ふぅ…終わりっ!」
🌸「どうだった?」
🍵「ほんと、ピアノだけは上手いよね、らん…」
🌸「ピアノだけってなに!?」
🍵「そのままの意味だけど」
🍵「…らんさ、」
🍵「ピアノ、どこかで習ってたの?」
🌸「え…、?」
🍵「あ、らん、めちゃくちゃ上手いから…どこかで習ったり、教えてもらってたのかなって、」
🌸「え…っと……っ」
🌸「……ッ」
この時、初めてらんが、演奏以外で苦しそうな顔をした。
この話をするのを拒絶しているようにも見える表情。
どこか答えにくそうにしている姿。
聞いちゃいけないことだったかな…?
🍵「…なんか、ごめん、?」
🌸「っ…!あ、、えと…っ」
🍵「…今日は、もう帰ろっか」
🌸「え、でもすちがまだ……」
🍵「俺は大丈夫」
🌸「……なら、帰る、?」
🍵「じゃ、行こ」
🌸「ごめん……変な反応して」
珍しくしおらしく、元気がない。
余程触れてほしくない事だったのか。
🍵「大丈夫、俺が勝手に聞いただけだから」
🌸「…なにも、聞かないの、?」
🍵「…別に、そんなこと聞くほど仲良くなったと思ってないし……」
🌸「え、俺たち友達じゃ…」
🍵「…どーだか?w」
🌸「!…ほんと酷い、w」
🍵「しーらないっw」
🍵「じゃ、俺こっちだから」
🌸「うん…!」
🌸「…ありがとね、」
🍵「なんのこと?」
🌸「…ん ~ ん、なんでもないっ」
🌸「またね、!」
🍵「…ん、ばいばい」
🌸「…あと何回、すちに救われるのかなぁ、俺…w」
今回長めだった…?
コメント
5件
すっちゃんスパダリぃ...ッッ☆((??
え、神なの ? なんなの ? (( らんらん 過去に なんか あったのかなぁ ? 続きが 気になる ~ !!