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私は今絶賛推し活中!!推しの祭壇に並んだぬいぐるみ、アクリルスタンド、ペンライト、もろもろ見て頬がゆるゆるになっている!!
私が推しているのは四人組アイドルグループ『コスモ』の青担当「皇天音」(すめらぎあまね)くん!!天音っていうのが私の苗字とおんなじで嬉しい………..
どうしよう……あと2分で学校に行かないといけないのに、、、
お母さんが私のこのを呼んでくれている
「るーちゃん!遅れるよ〜?お母さん送ろうか?」
なんでことだ
「大丈夫だよ!?申し訳ないし、、!歩いていきたいから!」
靴を履きながらそう答える
「そう?あ!あと学校でクールなふり忘れないでね?」
「もーママってば!心配症なんだから二度とあんな目には合わないから大丈夫!」
「本当?心配だわ、、」
お母さんの言葉に頬が緩む
「いって来まーす!」
「いってらっしゃい」
その合図で思いっきり外へと飛び出した
学校に着いたけど、、、、
もう帰りたいだってだって、、、
「見て〜っ!月華様よ〜!!今日も美しい、、、朝からビジュが爆発してるっ!!」
「ね〜!3学年が羨ましい、、!」
黄色い歓声があちらこちらから聞こえる
視線が突き刺さる
嬉しいけどっ嬉しいけどっ恥ずかしい、。。。
素早く教室に入る自分の日当たり抜群の特等席に座ると前の席の親友望月星莉(もちづきせり)ちゃんが話しかけてくれる
「月華おはよう〜!」
「おはよう。」
星莉ちゃんはおっとり系美女だけど正義感が強いの!ギャップ萌え〜
そんなこんなを考えていると
「もー今日も月華はクールだな〜」
その後に小さく『学校ではね』と呟いたのが聞こえた
すると星莉ちゃんが
「月華の素を知ってるのが私だけって、、、!嬉しすぎて死んじゃう!!」
「大袈裟すぎ。」
「冷たい月華も大好き!!」
「それ褒めてるの?」
といい2人で爆笑し優雅な?朝を迎えた
4時間目の科学の授業も終わり、お昼だー!と油断していた時のことだった。
理科室から声がした
「なぁ、ゲームしないか?」
「ゲームって?」
「決まってんだろ、うそ告だよ!」
私は中学生らしいなとこの場を後にしようとしたその時だった
「誰に告白すんの?」
「学校のマドンナ、月華ちゃんだよ。」
「うわぁー、、まじか……それでもし付き合えたら嬉しいけどな」
心臓が嫌な音をたてる、動悸が止まらないし手が震える。
私の学校は教科を選べるため科学が苦手な星莉ちゃんは選考していない。
[絶体絶命の状況だ]
歩くスピードを早めた…………がすぐに声をかけてきた
「あの〜…….月華さんよかったら放課後とか空いてたりする?」
気まずそうに相手が質問する
申し訳ないけど…….答えられるはずがなかった
ある記憶がフラッシュバックする
ー君、可愛いね名前なんていうの〜?一緒におでかけしない?
ーけっ、、結構です。今急いでいるので……..
ーあ!空いてるんだねいこっか
ーちっちがいますっ!!きゃあっ
「……………。あの、月華さん?」
泣きそうになったその時だった頭上で声がした
「あーごめん月華さん、この荷物手伝ってくんね?」
「え……………?」
見知らぬ男の子だった
すると相手が男の子に
「ごめん月華さんこっち手伝うっていってるから。早く教室戻んな。」
「なんなんだよお前っ!!」
すると急に相手の顔がこわばった見知らぬ子が睨んでいるのかな……….?
「早く教室に戻れ。日本語がわからないのか?」
相手の男の子が顔を真っ青にして慌てて走っていった
「あ……..あのっ….助けて下さりありがとうございます。」
「…….全然。大丈夫」
見知らぬ男の子が旧校舎に連れていってくれた
「男、苦手なのか?」
「う、うん、、そうなんだ…….」
すると相手が少し間をおいて
「っ……..ごめん、、びっくりしたよな」
!!!!?私ってば今の言い方だと迷惑、っていってるのと同じじゃない!!?
「ちが、、ちがうのっ!あれでも安心できる人だったら全然怖くなくって、、…..あ!でもあなた、すごい安心したよ!!!!」
すると相手が
「ははははっよかった」
その後もずっと笑っている
チラッと顔を見てみたら………
「っっっ!!!!!?」
「なんだよ。」
「すすすっ皇くん???」
すると相手がしまったという顔をした
「あ、、困った、メガネし忘れてた」
忘れん坊の皇くんかわいいいいいいっ!!!!
「悪いんだけどこのこと言わないで欲しく…….
私がその言葉を遮り
「もちろん!!!」
「もう元気出たじゃん。」
皇くんのおかげだ、、、、、
「月華さんクラスどこ?」
「3-3組です!皇さんは?」
「俺は3-5組」
うわぁ!!!推しのクラスが知れた、、、、って私きもいかも……….
「そろそろ戻ろ」
「はい。」
「じゃあまた。会ったら」
「はい」
今日に戻る
星莉ちゃんが出迎えてくれた
「ちょっと月華!!!どこいってたの??お昼休憩あと6分だよ??」
あ!、、、、、しまった……..
「まあなんとかいける!!」
「なんか今日テンション高くない??」
あ、、しまった嬉しすぎてっ………
「そんなことないけど。お昼食べるね」
「あ、、、元通りだ」
嬉しい、、、、。
ー学校におしがいる
つづく