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『』が夢主
「」が国見君です!!
『国見君、これはどういう状況?』
「どうって、見ての通りですけど」
『うん、それが信じ難いから聞いて確認してるの』
松川君に頼まれて明日小テストがあるからってノートを貸しに来たんだけど用事が終わって帰ろうとしたら
国見君に腕を引っ張られて部室に向かっていったかと思うと国見くんがいきなり
「どーん」
なんて可愛く言いながら長椅子の上に押し倒してきた
そして冒頭に戻る
『国見くん、どいてね』
「えー、なんで〜?」
『私帰るからさ』
「じゃあ俺も帰る」
『練習あるでしょ』
「・・・・・」
何も言わなくなったけど国見君はじっと私を見る、だからといって退く気配なくて今度は首筋に顔を埋めて甘えるようにしてくる私は思わず国見くんの頭を撫でる
国見君は国見くんでそれが気持ちいいのか猫が喉をゴロゴロ鳴らすみたいに目を細めて「んー」っていってくる
『国見君起きようよ』
「やだ」
『早く帰りたいんだけどなぁ』
「なんで?」
『この前買ってきた杏仁豆腐食べたいから』
「俺も食べたい」
『1個しか無い』
「食べたい」
『じゃぁ今日の帰り買いなよ』
「お腹すいた」
『体大きいもんね。その分たでないとね』
「食べたい。頂戴」
『だから、今日帰りに_』
急に耳元に響く国見くんの声
「食べたい」
かわいい感じのとは違う雄を帯びたその声色に身体が小さく反応してしまった
「美味しそう」
国見君は吐息交じりに言葉を紡ぐここで反応すればもっと面白がるから私は必然とした態度を・・・
『んぁッ!?』
耳をベロンって舐めてきた
ペロッ、じゃないよそんな可愛いもんじゃなかった
「わー、やば。今の可愛い」
『国見君!怒るからね!』
「んー…涙目のまま怒るの?全然怖く無いんだけどむしろ可愛いから大歓迎」
『ッ、い、岩泉君呼ぶからね!!』
及川君より怖いかと思って岩泉君の名前出してみたけど、そしたら国見君の空気が変わって
「ふーん岩泉先輩ね」
『え、仲悪いの?』
「先輩、岩泉先輩と仲いいんだ?」
『普通?』
「ふーん」
国見君は何考えているのか視線がちょっと外れたその隙に逃げようとしたけどすぐに腰を掴まれてしまった
「なんで逃げるの?」
『だから、帰りたいの』
「一緒に帰りたい」
『国見君は練習あるでしょ』
「先輩が練習観てくれたら、俺もっと頑張れるのに」
『大丈夫。頑張ってるから』
「俺がやる気出したら先輩達も喜ぶだろうな~」
『わかってるんだったら出しなさい』
国見くんは不機嫌そうにしてまた私の首に頭をグリグリするていうか誰か来てよなんで誰も呼びに来ないのさ
♡=50
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6⁄25_____少修正可