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竜生が来てから2ヶ月
初めて会った時の印象は怖かった。
背中に竜のタトゥーがあったから。
でも、今は、怖くない。
なぜなら、彼女の性格を知ったからだ。
(及川竜生)「アマリー」
(及川竜生)「スマッシュブラザーズやろう」
(アマリザ)「お!いいですよ!」
(及川竜生)「ありがとう」
こうやって、ゲームしたりして
メンバーと話したりしている。
やっていくうちにどんどん彼女の事を知る。
(あみか)「慣れたの?」
(及川竜生)「ああ、慣れた」
(あみか)「そっか」
(あみか)「……」
(あみか)「どうしてママには」
(あみか)「なんにも言わなかったの?」
(及川竜生)「……」
竜生の過去のことを話してくれない。
なぜ16年間に会わなかったのかを。
(及川竜生)「あたしが酷いことをしたからだ」
(及川竜生)「それで、会わなかった。」
(あみか)「竜生が?」
(及川竜生)「ああ」
(あみか)「……私に?」
(及川竜生)「そうだ」
(あみか)「それって、何なの?」
(及川竜生)「……今は言う勇気がない」
(及川竜生)「言う覚悟が出来たら言う。」
(あみか)「……」
それで話は終わった。
彼女は私に酷いことをした。
それは何なのかはまだ知らない。
(こたつ)「あー撮影終わったー」
(及川竜生)「お疲れ様」
(タロー)「竜生さんもお疲れ様」
(及川竜生)「ありがとう」
(及川竜生)「さてと、お嬢ちゃん」
(及川竜生)「帰ろうか」
(あみか)「うん!」
(わかゔぁ)「最近、慣れてきたや」
(わかゔぁ)「前はおどおどしてたやね」
(及川竜生)「仕方ないや、こんな見た目だから」
(及川竜生)「行こう、嬢ちゃん」
(及川竜生)「うわっ、暗いなぁ」
(及川竜生)「嬢ちゃん、いる?」
(あみか)「いるよ」
(及川竜生)「良かった」
(あみか)「楽しかったね」
(及川竜生)「ああ、楽しかった」
(及川竜生)「アマリーと一緒にスマブラやって、あたしが負けてばっかり悔しかったな」
(あみか)「あはは、竜生ってゲームをした事がないの?」
(及川竜生)「ない、今日が初めてだ。」
(あみか)「やったことがないんだ」
(及川竜生)「ああ」
(あみか)「……」
(あみか)「ママは竜生の事をどこまで知ってる?」
(及川竜生)「うーん、そうだな」
(及川竜生)「あたしの出生までは知ってる。」
(あみか)「竜生の出生?」
(及川竜生)「ああ、そうだ」
(あみか)「それって、私に酷いことをしたのを関係しているの?」
(及川竜生)「……」
(及川竜生)「そうだな、してるかもね」
(あみか)「……!」
(あみか)「……」
(及川竜生)「嬢ちゃん」
(及川竜生)「約束するよ」
(及川竜生)「今度こそは酷いことをしないと」
(あみか)「……」
(及川竜生)「16年前とは違うからな」
(あみか)「……分かった。」
(あみか)「竜生を信じるわ」
(及川竜生)「……ありがとう」