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数分後、気付けばもう夜になっていた
隼也:この後どうすんの?
亜嵐:悪い、今日ここ泊まって良い?
隼也:え?全然良いよ
亜嵐:サンキュー
隼也:亜嵐、お前風呂入りなよ
亜嵐:良いのか?俺1番に入って
隼也:気にすんな。客の方が優先だ
亜嵐:客って…笑 まあ良いや
亜嵐:にしても、お前は変わらないな〜
隼也:何が?
亜嵐:こんな感じで優しいところが
隼也:普通だけどな笑
隼也:当然の事をしてるまでだし
亜嵐:お前、昔あっちゃんを助けた事あったんだろ?
隼也:あぁ…小学生の頃な…
亜嵐:遠足でアイツが集合時間になってもなかなか戻ってこないから俺と隼也で一緒に探したよな笑 俺がちょっと遅れて
隼也:あったな〜…
亜嵐:多分だぞ?あの出来事からお前の事好きになったと思うぞ?
隼也:どうだったんだろうな…
亜嵐:まあ頑張ってくれよ
隼也:おう…
亜嵐:じゃあ風呂借りるな〜
隼也:おう、行ってらっしゃーい
亜嵐が風呂に入り、隼也は1人きりになる
テレビを見て時間を持て余していると…
ブゥ…ブゥ…ブゥ…
隼也:ん…?
隼也の携帯から電話が掛かってきた
隼也:え…
隼也:あっちゃん…何で…
出るべきなのか悩む隼也
だが、そんな思いとは裏腹に無意識にスマホに手を伸ばしていた
隼也:もしもし…
隼也:あっちゃん…?
敦子:そうだよ
敦子:久しぶり…隼ちゃん…
隼也:うん、久しぶり
敦子:良かったよ繋がって
隼也:そりゃ繋がるわ。連絡先知ってんだし
敦子:いや、ブロックとかされてたら…
隼也:しねぇわ
敦子:でも分かんないでしょ?嫌ってる可能性だってあるんだし
隼也:嫌ってたら電話出ねぇわ普通
敦子:まあ、確かに
隼也:(いや納得すんのかよ…)
隼也:んでどうした?急に電話してきて
敦子:いや、隼ちゃん元気かな〜って…
敦子:それに声も聞きたかった
隼也:何だそれ笑
敦子:でも、元気そうでホッとした
隼也:それは良かったよ
敦子:来なかったの隼ちゃんじゃん
隼也:だって気まずかったし…
敦子:まあ良いんだけどね笑
隼也:…あっちゃん…
敦子:ん?
隼也:幸せにな…
敦子:…うん…ありがとう…
ただいま〜
敦子:あ、ごめん
敦子:帰ってきちゃったから切るね
隼也:お、おう
敦子:隼ちゃん、ありがとね
敦子:声聞けて本当に嬉しかった
隼也:こちらこそ。じゃあな
敦子:うん、またね
ガチャッ
隼也:ハァ…
隼也:(同棲してんのかよ…)