〜ラウールside〜
助けられなかったけど佐久間くんは1度俺たちのことを思い出してくれた。
それが嬉しいのと同時に助けるにはやっぱり戦わないと行けないとさらに気を引き締める。
向井「ラウール!始まるで!」
ラウール「はーい!」
今日は康二くんとラジオ収録。
とりあえず佐久間くん達のことは一旦忘れて仕事に集中しないと。
向井「ラウール、やったるで!」
康二くんが俺を見ながら笑って肩を叩いてきた。
…さすが分かってくれてるんだな。
…けど
ラウール「…それって仕事?それと佐久間くん達のこと?」
向井「どっちもや!」
ラウール「なにそれ笑」
俺に指摘されて慌てて言葉を出す康二くんが面白くて思わず吹き出しちゃった笑
…そしてラジオ収録が終わって帰ろうとした時だった。
向井「ラウール、おつかれさん!」
ラウール「お疲れ様!…あれ?康二くん電話来てない?」
向井「…ほんまや!ってふっかさんやん!」
康二くんのスマホが震えていてふっかさんから電話がかかってきたみたい。
向井「…ラウール、来たらしいで。奴らが。」
ラウール「…そっか。」
ふっかさんと電話越しで話してる康二くんの顔が引きつってたからもしやと思ってた…
でもいつもの小物だったらわざわざ電話なんて掛けてこないはず…
ラウール「康二くん!」
向井「せやな!急ごか!」
きっとなにかあったんだと感じた俺と康二くんは急いでふっかさんのところに向かった。
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