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遥
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※SnowManBL、キャラ崩壊あり
🖤×💚
目黒side
(夜、並んで歩く帰り道)
目)今日さ、ちょっと寒くない?
何気ない一言に
阿)•••そう?
って笑う君。
僕を光らせて 君を曇らせた
そんなつもりじゃなかったのに
気づけば
君の笑顔は減っていって
目)最近、無理してない?
思い切って聞いたのに
阿)してないよ、大丈夫
っていつも通りの優しい声。
その“いつも通り”が
少しだけ
遠く感じた。
一緒にいるほど
君は無理をして
僕はそれに気づいてるくせに
何もできなくて。
目)俺と居て、楽しい?
なんで聞いた瞬間
少しだけ間があって
阿)…楽しいよ
って笑った君の顔が
どうしても
信じきれなかった。
この恋に僕らの夢をのせるのは重荷すぎたかな
ある日を境に
君は何も言わなくなって
「大丈夫」って笑う回数だけが増えた。
目)ほんとに平気、?
そう聞くたびに
阿)うん
って頷く君。
その優しさが
もう
答えみたいで。
分かってたのに
それ以上
踏み込めなかった。
(最後に会った日)
阿)……そろそろ帰るね
いつもと同じ言葉。
でも
どこか違って聞こえた。
阿)また連絡するね
そう言った君に
目)うん、待ってる
っていつも通り返したけど
その“いつも通り”が
最期になるなんて思ってなかった。
君の嫌いになり方を僕は忘れたよ
どこを探しても見当たらないんだよ
結局
はっきりした言葉もないまま
君はいなくなって。
残ったのは
思い出と
どうしようもない空白だけだった。
君の嫌いになり方を
僕は最後まで覚えられなかった。
どこを探しても
理由なんて見つからない。
あの日どうせなら
「さよなら」と一緒に教えて欲しかったよ
「なんで?」って
一度だけ
送ろうとしたメッセージは
結局
消したままで。
あの約束の破り方を 他の誰かの愛し方を
だけどほんとは知りたくないんだ
どうやって忘れればいいのか、
どうやって次を好きになればいいのか。
でも
本当は
そんなこと
知りたくなんてなかった。
時間が経てば
全部
薄れていくと思ってた。
でも
君のことだけは
少しも
変わらないままで
ふとした瞬間に思い出す
阿部ちゃんの声も
表情も。
「またね」って言ったときの
あの少し寂しそうな顔も。
それでも
思い出すたびに
苦しさよりも
温かさの方が残るようになっていた。
きっと
僕らは
間違ってなかった。
ただ
少しだけ
不器用だっただけで。
もし
この恋に名前をつけるとしたら
僕は
迷わず
こう叫ぶと思う。
「ありがとう」
この恋に僕が名前をつけるならそれは
「ありがとう」
RADWIMPS 『 me me she 』