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棪堂の話を聞いてから俺は勘違いしていたのかもと思い始めていた……。
確かに昔の焚石と梅は喧嘩ばっかで…
それを見守っていた俺と柊、そして棪堂……。
やり方、考え方が違うだけで…相手を尊重してるのは一緒なのかもしれない…。
皐月『…なぁ、棪堂は焚石と上手くやれてんのか?』
棪堂「んー、上手くやれてるとは言えねぇよ?何せ俺の神様だし、焚石から殴られよーが蹴られよーが、関係ねーよ、俺は焚石が好きだから」
皐月『……そっか』
棪堂「まぁ!皐月の事も好きだぜ?お前が昔荒れてた時のあのギラギラ感!マジ響いたよ!」
皐月『あーもう!辞めろ!黒歴史なんだから!!』
棪堂「えー、カッコよかったのに……」
皐月『すいませんねー、今の俺がカッコ悪くて』
俺がそう話すとキョトンとして
棪堂「ちげーよ、今の皐月もカッケーと思うぞ、あの時後輩、庇ってただろ?」
あの時?
皐月『…やっぱりキールに居たんだな…』
棪堂「お!気付いてくれたか?全然話してくんねーから俺の事気付いてないかと思ったわ」
皐月『気付かないわけねーだろ、お前ら何企んでる?』
棪堂「言うわけないっしょ、まぁ皐月が俺らと居るなら話は別だけど?」
皐月『……』
ここで仲間になって梅に連絡する事も可能だろうけど…棪堂がそんな事許すわけないし、きっと意識するだろう……。
皐月『……、分かった、この話は無しにしよう、俺はこれ以上面倒事は辞めたい』
棪堂「それがいいワ!そろそろ皐月寝ろよ、俺のベッド貸してやるから」
皐月『……良い、床で寝る』
棪堂「はぁ?客人な訳だしベッドで寝ろよ」
皐月『嫌だ、主人を放って寝る訳にはいかねーよ』
棪堂「じゃあ一緒に寝るしかねーな」
皐月『…はぁ!?』
棪堂「そりゃそうだろ、拒否権ねーから、一緒に寝るぞ♡」
皐月(もうヤダコイツら……)