最初から君の好きなタイプだった。なのに君は私を見てくれない。
両思いなんて無理なの分かってるのに…。私は延々と今の思いを拗らせるばかりだった。
きっかけは手元の世界だった。ただ、”普通”の日常から離れてみたくて。ただその時に、君を見つけた。君に一目惚れしてしまった。本名も顔も何も知らないのに。一瞬で君に射抜かれてしまった。
それから君に『好き』を貢いでも貢いでも、何万も恋敵−ライバル−達も同じ事をしていた。
その日から君に見てもらいたくて、君の色を纏った。でも、君は私を見てくれない。私から君へ『好き』は届いても、目に見えない画面越しの『好き』は伝わるはずも無かった。
嗚呼、君に毎日毎日好きを愛を謳っても、君にこの想いは届かない。
幾重の『好き』が重なった時、やっとこの想いは届くの。
なんで、私は…。君の仮面の下を知らないのに、その嘘で塗りたくった上面を愛して病まないの?
君に『好き』と言われるだけで、君の普段見れない顔を見られただけで、勝手に恋して失恋して。
ねぇ、誰がこんな醜くて哀れな愚かな女を好いていてくれるの?
上手くいかないこの恋に病んで、君の簡単な沼−スラング−に堕ちてその先に。君の蜂蜜よりもドロドロで甘い甘いその声に癒やされて。
堕ちきった私は君に何万の愛を貢いでも貢いでも、君にこの思いは届かない。
私生活で君の色に染まっても、君は私を見てくれない。
愛と金を売る商売人のホントの『好き』が届いたら、愛憎と嫉妬を買う詐欺師の偽りの『好き』で私の心は狂ってく。
ライブでペンライトの光と君のイメージカラーを贈っても、君にこの想いは届かない。
恋敵−ライバル−達の幾重の『好き』に邪魔されて、何時まで経っても私の『好き』は届かない。
手元の画面越しの世界で君の悪事と不祥事が暴かれて、君が築き上げた『金』も『信頼』も『仲間』も『金づる達』もすべて失って。
それでも私は君の事を…
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(°Д°; 三 ;°Д°)))ファッ!?