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与謝野さん目線
血漿変蝶病
下手注意
いつまで経っても書類の整理ばっかり
何処かに怪我人は居ないもんかねぇ?
上の空でそんな事ばかり考えていたら
紙で指を切っちまった
そこまで深くもないから洗うだけでいいか、なんて
思っていたけど…
与「何だい此れ?」
血が流れているところから蝶が居る
乱「あれ〜?与謝野さん如何したのそれ」
与「あぁ、乱歩さん、其れがわからなくてねぇ」
乱「何だか与謝野さんの蝶に似てるね」
太「一寸失礼……異能関係では無いみたいですね」
乱「まぁ、最近流行ってるやつだろうね」
太「嗚呼…確か血漿変蝶病でしたっけ?」
妾は聞いたこと無いんだが…
まあ、二人は場数が多いからねぇ
太「如何します?治療法など問い合わせてみますか?」
怪我する度に此んなのになってたら厄介だけど…
特に支障になってる訳じゃ無い
其れに蝶は私にとって大事な物だ
与「何言ってンだい、妾は女医だよ?治そうと思えば治せるさ」
太「其れもそうですね」
まぁ、暫く治すつもりはないけどね