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主の勝手なお話です。🔞あり 通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
黒の紋付きに羽織
i「たろうさん、皆、同じ色ですか?」
t「お嬢様が映えるためにはこれしか
ございません」
all「は~い」
t「…来年は、キチンとお好みを
揃えますから…」
all「わあ~ありがとうございます!」
・・・
意識を取り戻した彼女の
髪を鏡の前で乾かし
WICへ
「ひであき?あの…」
hi「…良いよ…抱っこ…」
ギュッ))
「…ありがとう…うれしい…」
-…やっぱり安心する
hi「家に来るか?」
「うん…お誘いありがとう♡
着物選ぼう!自分のは2枚しかないんだ~」
hi「へえ…今まで着たことなかったのか?
…でも、稽古の時…」
「うん…今までは…さくやのお着物を
借りてたんだ…お稽古の時しか着ないし
高いから…普段は、着ないのに
持ってても、勿体ないし」
hi「そうか…」
-そんなものなのかな?いや…どうなんだ
この仕事も始めたばかりだもんな…
それなのに随分色んなところに出てる…
たろうの手腕もあるが、彼女の魅了する
力が大きい…
「どっちが良い?」
深紅を基調にした薔薇の模様
深紅を基調にした牡丹の模様
hi-どっちもまあさに似合う…
まずいな…まあさのにおい
こもって…また…
hi「まあさは?どっちが良いの?」
「ええ…薔薇の方…良い?」
hi「もちろん!じゃあ、俺は牡丹で…」
「ひであき?お腹痛いの?怒ってるの?
薔薇の方が良かった?」
-そんな無防備に俺を見て…
このまま…2人でどこかへ…
hi「…大丈夫だよ……」
宝物のために閉じ込めた
伝えたい愛の言葉
「ホントに?無理しないで?」
hi「ああ…どおしてそう思った?」
「だって険しい顔…」
ピンポーン))
ピンポーン))
トントントン))
カチャ))
hi「どうしてだろうな……チュッ♡…チュパ♡」
「ひであき♡」
hi「…チュッ♡…チュパ♡…チュッ♡」
-一瞬にして最高の蕩けた顔…
かわいい♡
「まあさ~?どこ~?」
hi-はあ…ひかる…気がつかなかった
「あ…ひかる?」
hi「そうみたいだな…チュッ♡」
「え…あ…ひであき?」
hi「どうした?さっきの続きだろ?」
「だって…ひかるが…」
hi「そうだな…」
トントントン))
-ボソボソ声が聞こえるな
i「まあさ~ここ?」
hi「…おお…ここだな…」
カチャ))
i「たきざわ君?…着物選んでるんすか?」
-慌てる様子がない…まあさのにおいが
充満してるがWICだし、事後ではなさそう
だけどしっかり抱きしめちゃってるな…
俺の彼女ですけどね…
まあさも離れない…まあ…下手にこの
タイミングで離れられても不信感が
募るし…かあさまだもんな
hi「ああ…そうだな…」
(なんで、来たんだよ)
i「心配なんで、もみじさん連れて
きました!」
(俺の彼女、離してくれよ!)
hi「それはありがとう、着物は決まった
ひかるは…その荷物…一緒にメイクして
もらうために?」
-お前もよっぽどのやきもち焼きだな
i「はい!」
・・・
mo「お嬢様、御綺麗ですよ」
i「スゲー着物綺麗だし、似合ってる!」
hi「着物も似合うな」
「へへ~ありがとう!
ひであきもすごく似合ってる♡美人!
ひかる、素敵♡カッコいい♡
一緒に写真撮ろ?」
-ああ…いつもよりも女性らしいメイク
だから…かあさまにより、似てる…
もみじ…わざとか?キツい…
トントントン))
「はい」
t「失礼いたします」
どやどやと入ってきた
t「お嬢様お仕度が…え…さくや?…」
-ああ…そんなに似てるか…
ギュッ))
t「俺のさくや…戻ってきてくれた!チュ…」
「わあ~ストップ!
たろう…たろう!私だ!落ち着け!」
t「え…声が…」
「たろう!私だ!まあさ!」
t「あ…お嬢様…申し訳ございません…
あまりにも似ていらしゃったので」
-本当に愛していたんだな…
ひであきが側にいたのに
もみじの顔…わざとだな…ヒド…
まあ…お前もな…あく…だし
hi-たろう…まだそんなに彼女を
愛しているのか…ゆうぎりさんは
まあ…わかってるか
s「わあ~まあさ!綺麗♡着物も
すごく素敵…たきざわ君もめっちゃ美人!
ひかるもカッコいい!
まあさ…そのメイクだとどこかで…」
「ありがとう♡さっくんも似合ってる♡
カッコいいよ♡うん、写真でみたと思う…
さくやに似てるみたい」
ra「まあさ、かわいい♡お着物も
似合ってる~♡そのお顔も好き~」
ka「まあさ、着物いいね♡柄も素敵だけど
色が素晴らしい!そのメイク…すごく
女性らしいし…かわいい♡」
hi-おいおい2人とも、怒られるぞ
ガガガ))
m「かず兄、ラウール、それは、別の
女性をほめたことになるから、やめて
ください。まあさ…ニコニコしてるけど
怒ってます!」
-りょうた、正解
hi-さすが、だて!
ra「え~どうして~?」
「この顔…私じゃないもん…」
ra「難しい~」
-ホント、自分でもめんどくさい…
・・・
神社の駐車場
車をおりて境内にむかう
m「あの?うんと…コソ))」
「なに?まあさでよい笑コソ))」
m「まあさ?…神社に参拝って…
どうなの?コソ))」
「アイツに挨拶するわけじゃない
この土地を納めている方にご挨拶
申し上げるんだコソ))」
m「なるほど…苦しいとか…まぶしい
とか違和感はないの?コソ))
「え?ないな…コソ))」
m「へえ~祓うとか祓われるとか
そう言うのではないんだ コソ))」
「そうだな?… コソ))」
t「…ひであき、なにか言いたいことが
あるのではないのか?」
hi「…別に…なにもないよ…」
t「私から気持ちが離れたのではないのか?
それとも我慢しているのか?」
「本懐を遂げたのではないのか?ヒソヒソ))」
hi「ああ…そうだね…お陰様で…え?
もしかして、わざと?ヒソヒソ))」
t「…私を悪者していいぞ…ヒソヒソ))」
-こいつは…やってくれるな…
まあ…一芝居打てってことか…
hi「…俺を見ろよ!そんなこと聞く前に!
俺を見て話をしろ!俺をその瞳に
映せよ!いつまでも、いつまでも
彼女のこと…忘れないんだな…
わかってる!わかってる!俺のこと
たいして想ってないの…
俺のことなんか…好きでもないくせに」
-ウソではないな…まあさに惹かれる
前はこんなこと…思ってた…ハハ
t「…じゃあ、別れよう」
hi「…お前なんか忘れてやるからな!」
t「…ただのビジネスパートナーに
戻るだけだ、何の変わりもない
…お嬢様のかあさまではいてくれよ?」
hi「当たり前だ!お前なんかに言われ
なくても、まあさと約束してるんだから!」
「…2人とも…本当に良いの?」
ギュッ))
a「まあさ!これは2人の問題だから」
「りょうへい…わかってるけど…」
a「たろうさん、たきざわ君、わかり
ました!僕達のことをバカにし過ぎです
こんなパフォーマンスなんか…
たきざわ君は、騎士団には入団しないと
言うことですね!家族なんだから
これからは、もっと素直に話をして
ください」
「「……申し訳ありません」」
m-2人とも離れるのに、やっぱり全然
辛そうじゃない…たろうさんに別の相手が
いるのは本当かも知れない…
たきざわ君は…まあさの側について…
かいがいしくしてるし…たろうさんと
たきざわ君がビジネスパートナーに戻る…
騎士団には入らないけど、まあさの
かあさまで、居続ける…たきざわ君は
やっぱりまあさを愛してるのか…でも
違う形で…彼女を守ることに決めたのかな
かあさまって、とても特別な存在だものな…
・・・
大鳥居の前
各々身体を清めて
参拝にむかう
大行列前
t「皆様、お嬢様からお離れになりません
ようにお願いいたします」
all「はい!」
「お願いいたします♡」
all「かわいい♡」
f「もうすぐ舞台稽古始まるね~」
i「そうだな~」
w「身体バキバキになるな…
もみじさん達に、おもいっきりお世話に
ならないとな…」
k「俺とラウも呼ばれてうれしかったわあ」
ra「僕…舞台、初めてだから緊張する…」
-騎士団のために…まあさのためだけど
頑張るか…
「確かに…初めてはね…でもさ
良かったよ~うれしい♡」
「「ありがとう♡」」
ta「演目も盛りだくさんだけど…
あの太鼓がな…」
s「ああ~みてるだけでも辛くなる」
hi「お客様は喜んでくださる」
f「たきざわ君、さすがです」
w「なあ…すごいですね」
hi「誉めてくれてありがとう笑」
「へええ~稽古って見学できないの?」
hi「俺は良いけど、念のため確認するよ」
「ありがとう!よろしくお願いします」
-たろう…さくやの顔を見てる…
しんどい…
・・・
祭殿の前へ
この御方はとても穏やかでお優しい方だ
-旧年中はお世話になりまして誠に
ありがとうございました。本年もどうぞ
よろしくおねがい申し上げます。
彼ら達が家族となりました。
何卒、お力添えをいただきますよう
重ねてお願い申し上げます。
-これはまあさ殿、ご丁寧にありがとう
ございます。今年は賑やかに
なりそうですなあ…番が見つかられて
ほんにようございました…1、2…
まだ…揃ってお成りではない?
-…あなた様にまで、ご心配を
いただくとは…本当に恐縮です
自然に任せておりますので…
-それでは、御父上にもまだ…
-はい…見かけることはできましたが
直接的には…それにその件は…
-なんと!私もぜひお力添えを…
-いや!そのようなことは…
お気遣いなりませんように…
後ろがつかえますので、今日は
この辺で…また参ります…
-また、会いしましょうぞ…
・・・
m「まあさ?すごい…優しい方だ…
ふじいさんの事、
言いそびれちゃったねコソ))」
「え?りょうた…聞こえたのか?コソ))」
m「う…ん…聞こえたって言うか…
脳に直接響く感じ?コソ))」
「あ~前からそうなのか?コソ))」
m「いや…今日、初めてだコソ))」
「…どうしてなんだろう…コソ))」
m「確実に…あなたのせいですね笑コソ))」
「…すまん、不快なら聞こえなくする
方法もあるぞ?コソ))」
「いや…まあさと同じ声が聞こえて
るんなら、このままでいいよ♡コソ))」
「…そうか…いいのか…うれしい…コソ))」
「…まあさ…チュ…」
「いい加減にしいや!」
・・・
ご挨拶を終えて
少し離れ、境内で
「着替えは、お持ちしてありますので
車で各々済ませてもよし、このまま散策
でも構いません。解散!」
all「は~い」
ka「まあさ?俺、りょうた達と部屋で
集まるからくれぐれも廊下とかで、
ウロウロしないでね!なんかあったら
困るから!」
「え?どういう意味?」
ka「俺の後輩が、結構来るから…」
m「まあさを見られたら困るでしょ?」
「ああ~かずやくんとの仲を
疑われちゃうからってこと?
わかった!誰もいないかどうか、
確認してから出るね!」
ka「…まあさ…俺は後輩の誰かが
お前を見初めるのを心配してんだよ!」
「アハハハハ、大丈夫でしょ」
ka「お前…自覚が足りなすぎ…」
「え~だって、一目見ただけで…」
all「好きになるぞ!」
「…気をつけます…」
続く