この作品はいかがでしたか?
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こんにちは
今回は久々の日本さん視点です
注意⚠️
英日,旧国,枢軸国,洗脳表現,首締めあり
地雷さんバイバイ
苦しい
愚かな幕府の役人たちのせいで二度と彼に会えなくなってしまった
そうして開国して,強くなって…
あんな呪いをかけられて
もうほとんどの記憶が消えていた
そろそろ限界だ
そんな中,恐慌まで襲ってきた
不幸は続く
「誰か,止めて…」
「私は…」
「やあ,随分と酷く非難されて,かわいそうに」
「誰?」
「私か?…まあ,君が最も頼るべき人物さ」
「どういうこと?」
「まず君は大日本帝国,私の率いる陣営,枢軸の一員だ」
「そう…」
何かを忘れているような…
「私のことは第三帝国とでも呼んでくれ」
「わかりました,まず何をすれば…」
「この書類に名前を書くだけだよ」
「そうですか…」
まあ,いっか
この人に従えばいい気がするし
「Marionette 」
「あ,れ?」
「あーあ,やっと_」
私は…
「というわけで君にはここ一帯を任せるよ」
「はい,わかりました」
あの方のために全てを捧げ,邪魔者は全員切り捨てる
そうすることが私の使命
「それでは,行ってきます」
「ああ,気をつけて」
「ふう…」
殲滅完了
最近は敵の数が増えてきた,油断できないな
「くっ…」
強い,でも我々の方が優勢…
なのか?
…やはり何かを忘れている
まあ,良い
「失礼致します」
いきなり盟主様から呼び出された
一体全体何があったんだ?
「ああ,きたのか」
「ええ」
「君はいつも従順で礼儀正しい,一番の仲間だよ」
「もったいないお言葉,ありがとうございます」
なにがあったんだ?
「…やっぱり覚えていないんだ」
「何をです?」
口調が変わった?
「…君は転生って信じる?」
「まあ,多少は」
「僕は二回もそうなったんだ」
「そうですか」
…文脈から見て,前世でも私と会っていたのか?
「一回目の人生では,ずーっと孤独だった」
「それは,大変でしたね」
「でも唯一慕ってくれる人がいたんだ」
「へえ,素敵な方ですね」
「でも,どうしても時間のせいで死んじゃった」
「…」
「二回目ではね,その人と敵になっちゃったんだ」
「悲しいですね」
「負けてまた消えるはずだったんだけど,その前に,あることをしていたんだ」
「なにをしたんですか?」
「…その人,いや,君に呪いをかけたんだよ」
「…え?」
あ,れ?
私は何かを…
「まさかお前…」
「そうだよ,僕,いや俺はドイツ帝国,言ったでしょ,いつか奴らに牙を剥くって
君が初めてだよ,ドイツ家当主は転生のせいで魂は一緒だって気づいたの」
「違う!私は,私は…」
「別にいいじゃねーか,俺からしたら手に入れたかったものがようやく自分のものになって,飛び上がるほど嬉しかったぜ」
「嫌!近づかないで!」
「チッ,うるせーな
なんでこうも思い通りにいかないんだよ!」
「離して!やめて!」
「⁉︎」
いつもつけていた手袋が彼のせいで外れた
ブリテンさんと同盟を結んだ時にもらった大切なお気に入りの手袋だったが,今はそれに構っていられなかった
「お,まえ,何でその指輪を…」
「近寄るな!」
「なんで,なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
「ヒッ⁉︎」
怖い,早く逃げなくては
「待て!」
「⁉︎」
さっきよりも力が強い⁉︎
「いつ,どこで,誰に,どうやって,なんのために,その指輪をもらった」
「お前には関係ないことだろう!離せ!」
「言え!言わないならこの場でその首,掻っ切るぞ!」
「なっ⁉︎」
「言え!」
「やめて,はなし,⁉︎」
首が⁉︎
「う,あ,カヒュ,や,ヒュ,コホッ」
「ハハ,やっぱり綺麗なものほど壊しがいがある」
「やぁ,ヒュー,イッ,ヒュ」
「さてと,そろそろ離してやるか」
「コホッ,ケホケホ,ヒュー,う…」
「さてと,言え,その指輪,どういうことだ」
これは…
「1600年代に夫にもらった結婚指輪です」
「⁉︎」
「夫は今ではどこでなにをしているかもわかりませんし,数百年間会っていません」
「名前はなんだ」
「スペインがよくイングレスと呼んでいました」
「…」
イヤ,何があったの,怖い…
「Marionette」
「⁉︎」
やめて,それは…
「うあっ…」
視界が…
「ドサッ」
「…あいつ…」
(あれは確かブリテンが…)
さて,衝撃の事実が分かってきましたね
次回はついにアメさんの秘密が明らかになります
お楽しみに
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