遅い夕飯を済ませて、愛し合う準備も済ませたら、阿部ちゃんに誘われるまま、寝室へ。
ちょっとした距離の移動も恋人繋ぎなのも地味に嬉しい。さすがあざとい王子の阿部ちゃん。こんなに大切にされることに慣れてなくて、しばらくは照れっぱなしだった。
💚「いいよ、佐久間、来て」
ベッドに阿部ちゃんが座って、ふわりと、バスタオルをはだけさせたらスタート。
俺は子供みたいに阿部ちゃんの胸に飛び込んでいく。
💚「可愛い」
🩷「可愛い禁止。今から俺はかっこいい佐久間になります」
💚「うん………あっ…」
感じやすい阿部ちゃんは、胸をちょっと舐められただけで嬉しい反応をしてくれる。自分の中の征服欲がむくむくと湧いてくるのを感じる。男に生まれたからには、愛したい、感じさせたい。
すべすべの上半身を撫でながら、赤い花を散らして行く。阿部ちゃんの唇に、指を持っていくと、阿部ちゃんはその指をちゅうちゅうと吸い出した。
🩷「えっろ。どこで覚えてくるの?そういうの」
💚「あんっ、あっ、あっ」
特に胸先は感じやすくて、何度も何度も舐めたり引っ張ったりしてあげる。心なしか、その部分が最近はぷっくりと大きくなって来た気もする。
下半身も逃がさない。
きっちりホールドして、さすると、硬く大きくなった先から、ぬるぬるした液体が流れて来るのがわかった。
🩷「はぁ、最高」
💚「…ん、付けてあげる」
阿部ちゃんが口で開けたゴムを、さっきと同じく長く繊細な指で付けてくれて、後ろをローションで解したらいよいよ繋がる。
今日は阿部ちゃんの片側の脚を持ち上げて、横から繋がった。
💚「あん、佐久間の、おっきい」
🩷「阿部ちゃんの中、あっつ」
背面から愛しているから、背中を舐める。阿部ちゃんの華奢な身体がじっとりと汗ばんでいく。休みなく出し入れしながら、阿部ちゃんの喘ぎ声をすぐそばで聞いているのがたまらない。曲を歌う時の、甘い声にちょっと似ている。
🩷「いくよ……」
💚「はっ、うん、あっ、あっ、俺も…」
後始末がてら2人でバスルームで洗いっこして、終了。
俺はもうふわふわしていて、眠くて仕方ない。ソファに座りかけて、阿部ちゃんに叱られる。
💚「だーめ。座るとソファで寝ちゃうから」
🩷「はぁい」
眠りにつくまでの数十分、阿部ちゃんの腕に包まれる。うとうとしていたら、夢うつつの中、こんなことを言われた。
💚「いつか、俺にも愛させてね」
問い糺す元気もなく、俺は深い眠りの沼へと引き摺り込まれていった。
おわり。
コメント
14件
いやー、、主さん天才すぎません??楽しませてもらいました^^ 王道のあべさくも、さくあべもどっちも良き(๑•̀ㅂ•́)و✧
なるほど…そういうことか!! このペア平和すぎて微笑ましすぎるのよね💚🩷