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#元カレ
まぁ
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芙月みひろ
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黒歴史つくーる
77
三神先生からいただいたのは、焼菓子と焼菓子に負けないボリュームのクッキーの詰め合わせだった。
部長に報告したあと総務で配ったので、私が持ち帰ったのは合計3個。
「可愛い缶だよね」
少しレトロな雰囲気のある缶が可愛くて、缶ごと持って帰って来た。
―― シュシュを入れよう
作りためたシュシュを手に取った時、ブーブー……
「あ、徹さん……もしもし、徹さん?」
“樋代、もう飯食った?”
「うん。徹さんは?」
『事故渋滞に引っかかって、まだ会社に帰れてない』
「えっ、今、運転中?」
『そう。スマホ操作はしてないから大丈夫だ』
社用車で帰社する途中で電話をしてくれた徹さんと、何気ない会話をしながらシュシュを片付ける。こういうのが、平凡な日常の幸せなのだろう……と、一瞬思って照れくさくなった私は
「……へぇ、そっか。事故に巻き込まれなくて良かったよね」
とか言いながら、意味もなく立ち上がる。狭い部屋をぶらぶら一周する間に、徹さんが思い出したように言った。
『そうだ。樋代は引っ越しの予定、あるか?』
「全然ないよ。どうして?」
そう聞き返した私は、徹さんが【これからのこと】を考えているのだと確信して
―― 落ち着こう
と座った。
『奨学金返済が無くなったから、もう少し広い部屋へ引っ越したいとか考えているかと思って。お母さんが引っ越したとも言ってただろ?それを見て引っ越したくなったとか、ないのか?』
「ないね。母たちの新居に私の部屋を作ってくれたけど、それはそれで……特に何も思わないっていうか」
『アパートじゃなくマンションに引っ越すと樋代が言えば、援助してくれるんじゃないのか?』
「へっ!?援助?私は私でやっていけているのに……?」
しばらく沈黙があったのは、運転中だからだろう。
コメント
3件
だんだん本性が見えてきたね💢 お金目当て…💢💢💢
ほんとに渋滞中なのかな? 全部が胡散臭い!と思ってたら… キタよ… 『援助』 樋代ちゃん徹の沈黙は運転中だからじゃないと思うよ? って眉間に皺寄せちゃってるけど、樋代ちゃんのお部屋に三神先生の缶が⤴︎🎶あのシュシュを入れたんだね!これは…なにか運命?

完全に他人のお金をアテにしてるね😤