テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コアラと木の実
1,389
クリオネ?
120
102
#あべさく
夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
10,360
♡1000 ありがとうございます!
side.💛
💜「ひーくん、おはよー!」
💛『…うぇ。』
💜「うっわー!なにその反応!」
💛『幼稚園の時の呼び名今言うのやば笑』
💜「別に嫌じゃないでしょ?俺だし!」
💛『嫌…ではないけど。』
いつも通り、朝の茶番を終える。
そのまま二人で、学校へ向かった。
朝学活が終わり、
ふっかがこちらに寄ってくる。
俺は昨日のことについて、
問おうとした。
しかし、先にふっかの口が開く。
💜「…照。パーカー。ありがと。」
そう言いながら差し出す左手には、紙袋。
中にはパーカーが丁寧に畳まれて入っていた。
俺は優しくそれを受け取る。
💛『ありがと。
…俺のってわかったんだ。』
💜「メッセージ残してたじゃん。わら」
そう笑う目は、俺の目と絶対に合わない。
💛『…昨日、魘されてたから。』
💜「!!」
💛『ごめん、寝言聞いた。』
💛『俺のこと置いていかないでって。
俺のこと忘れないでって。』
💛『最後に、…照。って、俺の名前、呼んで。』
言い終わり、ふっかの方に目をやる。
その瞳は大いに揺れていて、
朝の茶番が嘘みたいに、表情が曇っていた。
💛『…なんか、あるの?』
💜「…ッ、
なんでも…ない。」
ふっかは自分の席に戻ろうとする。
俺は思わず、彼の手首を掴んだ。
💛『…っ、ねぇ。』
💜「なんでもない。から、ッ」
そう言われたのと同時に、予鈴が鳴る。
俺は手を離した。
…その行動が、惜しかった。
その日は、ふっかと一緒に帰らなかった。
故意的にじゃなくて、必然的にそうなったのは、これが初めてだった。
独りは、寂しかった。
隣に彼奴がいないだけで、
なにか胸騒ぎがした。
落ち着かなかった。
💛『…俺の隣は、
お前しかいねぇんだって、』
彼と別れるはずだった交差点で呟く。
明日になれば、全て元通りになっているだろうか。
俺はそう願うしかなかった。
side.💜
俺はいつもより早足で帰った。
照に会いたくなかった。
💜「聞いちゃったかぁ、」
乾いた声で地面に声を生やす。
魘されていた、と言ったか。
置いていかないで。
忘れないで。
そんなの全て、
19日後に起こることが原因であることは
確かだった。
💜「…アメリカ、だっけ。」
俺は19日後、
親の仕事事情で海外へ引っ越す。
そして日本に戻ってこられるかも、
わからないのだ。
完全仕事人間の両親は、
俺の友達事情なんて考えるはずもなく。
もちろん誰にも言っていない。
…照にも。
💜「…転勤なんて、クソ喰らえ、」
石を蹴りながらそう呟く。
これほど自分の親を呪ったことはなかった。
💜「残りの19日間。」
💜「…照と、会いたくない。」
これ以上彼に触れたら、もうアメリカになんて行けなくなる。
あの優しさと包容力に甘えてしまう。
今でもこんなに好きで好きでたまらないのに。
💜「明日から…どうやって照を避けようか。」
俺は夕日を見つめながら、考えたくない明日の生き方について考えたのだった。
コメント
7件
もぉ~、ぴ〜ちゃぁ( TДT) ひぃ💛絶対にふっか💜を離しちゃダメだぁ(ギャン泣)
近づけぇぇぇぇぇぇ
そんな真相があったとは…… ふっか、ひーくん避けないで😢