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「お化けじゃなかったのかよ?!」
裕太が走りながら叫んだ。
そうだ、おかしな点はいくらでもあった。
「あれはお化けなんかじゃない!」
やけに生々しい人形 生臭い教室 おかしいとこなんかいくらでもあったじゃないか
「あいつはテレビで報道されてた連続幼児殺人の犯人だ!」
「はぁっ?!」
「 あれは殺人鬼が死んだ園児と遊んでるんだ! だから影で大人と、幼児がみえたりしたんだよ! だから多分、最初の人形だと思ってたものも人形なんかじゃない! あれはほんとの園児だったんだ!」
「そんなことありえるの?! 」
晶子が叫んだ
「分からない!けどそう考える以外ないんだよ!」
俺は玄関のドアの近くに人1人が入れそうな穴を見つけた
「みて!あそこに通れそうな穴が!」
だがその時には殺人鬼の手がそこまで迫っていた
すると、裕太が叫んだ
それは相談もつかない言葉だった。
「お前が、お前が死ねよ!」
「はぁ?!」
俺は頭か回らなかった
「元から嫌いだったんだよ! おれは晶子のことが好きだったのに!お前にくっついててよ! ふざけんじゃねぇよ! 」
ドン!
俺は押された。
「へっざまあみろ!!!!」
死んだ、そう思った
だが殺人鬼の、手は裕太の方に伸びていた
え、
そのままあいつは殺人鬼にひっぱられた
「うわぁ゙ーーーーー!!!!!」
「裕太!!!!」
俺は咄嗟に裕太の手を引こうとした
「楓!」
俺は晶子に手を引っ張られた
殺人鬼は裕太を殺してこっちに集中してない
「けど裕太が!!」
「このままじゃ私達も捕まっちゃう!」
「ッ!」
確かにこのままだとみんな死んでしまう可能性の方が高い。 俺らは前を向いて走り出した。
「ま、まってくれよ!楓!晶子!」
後ろから裕太の泣きそうな声と殺人鬼の笑い声が聞こえた。
俺は泣きながら走った。
こんな思いするなら来なければよかったんだ。
出なければ、、、裕 太は捕まらずにすんだんだ
裕太は殺人鬼に捕まった。殺人鬼に。人殺しに。
俺は信じられなかった。 俺は後ろを振り向いてしまった。そしたら
あいつはまだ笑っていた