『…ねぇフラウィー、フラ、ウィー』
『…なんでこういう状況になったか分かる???』
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『で…この遺跡に入ればいいの?』
フラウィー「うん、少し過保護なおばさんとモンスターが居るだけで
他は危ない仕掛けがあるだけさ」
『…それ結構危ないんじゃ…』
フラ「大丈夫よ、フリスク。私達も何度かここに来て食料を分けてもらってるの」
『フラウィー達の食料…??』
ウィー「水を分けて貰ってるんだ」
『あ、なるほど』
『 !! 』
フラ「あ、」
フラウィー「久しぶり、おばさん」
????「あら、いつも遊びに来てくれる子達!
その子はニンゲン…よね? 」
ウィー「そうだよ、トリエルさん」
トリエル「うふふ、トリエルでいいのよ、それと貴方はココに落ちてきたのよね?」
フリスク「あ、はい! 」
トリエル「うふふ、元気で優しそうな子ね。さぁおいで、パイを焼いてあげるわね!」
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『…で、ここに来た訳だけど…』
フラウィー「まぁまぁ、おばさんのバタースコッチシナモンパイは美味しいよ?」
フラ「そうそう! トリエルおばさんのバタースコッチシナモンパイは絶品よ!」
ウィー「たまにカタツムリパイが出てくるけどね…」
『何それ』
フラウィー「というかそれよりもさ、いい匂いが漂ってこない?」
フラ「確かに、そうね」
ウィー「…この匂いは…
…良かったねフリスク、トリエルさんが気を遣わせてくれたみたいだよ」
『え?』
トリエル「さぁ、パイが焼けたわよ! 」
フラウィー「わっ! 」
フラ「やったわ! トリエルおばさんのバタースコッチシナモンパイ大好きなの! 」
ウィー「フリスクも一緒に食べよう」
『…』
ウィー「 ? フリスク?」
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ある日…1人のニンゲンの子供が病を患っていました。
そうして、いつもいつも1人で病室に篭っていました。
そして親も、子供についての関心が少ないのか、
見舞いにはあまり来ませんでした。
そして、数年後……
子供は退院しました。
けれど、親は迎えには来ませんでした。
そして、愛などを満足に知らない子供は
自身の身体と精神を壊すために
イビト山の穴の中に飛び込んでいったのでした。
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(…これがあい…??
暖かい…嬉しい…)
フラウィー「フリスク〜?」
『あ、なぁに?』
トリエル「私のパイは口に合わなさそう…?」
『あっううん! ただ嬉しくって!!』
トリエル「あら、そんなに嬉しくなってくれたの?
ふふっこれは私ももっと張り切らないといけないわね」
フラウィー「じゃあいただきまーす」
フラ「ちょアンタ食べるの早すぎでしょ!?」
トリエル「うふふ、おかわりもたくさんあるわよ」
ウィー「フリスク、味はどう?」
『(。・н・。)パクッŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ』
『 !! 美味しい!! 』
トリエル「うふふ、気に入ったようで何よりよ! 」
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『…愛って…』
『こんなに居心地いいんだね』
コメント
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絵可愛い💕
(*´﹀`*)カワイイ