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俺と蓮さんは猛スピードで走りながらボス(?)とやらの人の所なら向かった。蓮さんは俺の方をチラッと見て言った。

「あそこにビルが見えるか?あそこの地下に俺たちのボスがいるんだ。後数秒で着くぜー!」

蓮さんは白い歯をニッと出して言った。俺、遂にボスに会うんだ……緊張するな。俺と蓮さんはビルの中に入り、エレベーターのボタンを押した。そのビルはどうやらホテルだったらしく、沢山の人がいた。しかも超高級……本当にこんな所にいるのか?俺たちはエレベーターに乗り、エレベーターは高速で降り始めた。

チーン

「ヘヘッ。ようこそしゅん!ここが俺たちがこれから過ごしていく所だ!」

蓮さんはバッと手を広げ、豪華な地下室に立ちはだかった。そしたら後ろから小さいけれど、威厳を感じる人が出てきた。

「やあ、蓮。私がお願いしていた新人はもう来たかな?どんな子を連れてきたんだい?」

「ぼ、ボスッ!この子です。この子はしゅんと言います。中々いいできの子です!」

ボス(?)は俺の方を見た。そして、紺色の目をキラリと輝かせた。

「蓮、やはり君は私の優秀で誇りに思える子分だ。この子は完璧で、私の理想の子と一致している!えーと、しゅんだったね。ここに入る覚悟はある?」

ニコリと笑うボスの顔はとても怖かったけれど、優しさは感じられる笑顔だった。俺は震える口を開き、

「勿論です。」

と、答えた。その瞬間、俺の身体や服に異変が起きた。服は真っ黒に染まり、腰にはベルトが巻いてあり、ナイフや銃がたくさん刺してあった。病気で真っ白だった俺の髪はどんどん伸びていき一つに結われていた。目は片目が焼けるように痛かったが、今はもう治まっていた。手にはカラスが一匹とまっていた。どういう状態なんだ?

「おー!かっこよくなったなー!」

「うん。君のあだ名、コードネームみたいなのはCrowmanにしようかな。他のメンバーもいるから、関わっていく時に名前を覚えていってね。ちなみに、ここだけの秘密。私たちは不思議な力を使えるんだ。しゅん、君にも与えておいたから使ってみてね。それでは今日はゆっくり休んでね。明日から仕事だから。」

大変な1日だな……残りわずかの時間、1秒も無駄にできない。俺は蓮さんに寝床を案内されて、布団に入り、ゆっくりと眠ったのだ。

余命一週間の俺は殺し屋

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