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白いドレス、白いベールに身を包んだ美しい女性が立っていた。

白に近い灰色の髪は綺麗に結えられており、手には瑞穂の国に咲く花で、花束が。

花嫁は、すまない先生に気づくと、ふわりと花が咲く笑顔で微笑んだ。それに思わず見惚れていると、

「・・・こ、こほん!」

と、ブラックの咳き込みに慌ててすまない先生はブラックの方を向く。花嫁・エウリも隣に並んだ。

一度は種族の違いで諦めた想い人。

今ではこうやって隣に居てくれる愛おしい人。

「えーっと、では誓いの言葉を・・・と、言いたいところですが、長ったらしいのめんどいし、つまらないので・・・」

「おいー!!なんでだよ!?!?」

初っ端からグダグタなブラックたちに、思わずすまない先生とエウリ、ライトとXは吹き出してしまう。

変わらないみんなに、すまない先生は懐かしそうに微笑む。

「あーもう、まどろっこしいですね・・・!とりあえず、貴方たちは、永遠の愛を誓うことを誓いますか!?」

めんどくさくなったのか、ブラックはそう叫ぶ。それに2人は顔を見合せ、微笑み、答えた。

「「誓います」」

そして、2人は指輪を交換した。指輪には小さなパライバトルマリンの宝石とダイアモンドが埋め込まれていた。

それは風夜お手製の指輪で、エンチャントとして『破壊不可』のエンチャントが付いている。決して壊れることの無い結婚指輪だ。

「それでは、誓いのキスを」

すまない先生はエウリのベールを避けた。

そして、誓いのキスを・・・

✵✵✵✵✵✵

・・・と思ったが、

「・・・まだですか?」

「「す、すみません・・・」」

いつまで経っても誓いのキスをしない2人に思わずブラックは頬ずえ付いていた。

「だって恥ずかしいじゃん!!会った時に一目惚れしたエウリとこうやって結婚式をしていること自体奇跡に近いし!!メッッッチャはずかしい!!!」

「いまサラッと一目惚れってことを大声でこぼしたすまない先生の方が恥ずかしいと思うのですが」

エウリは顔を真っ赤にし、花束で顔を隠した。

「すまない・・・」

ライトは軽く頭を抑えていた。レッド達は思わず噴き出してしまう。

すまない先生は何とか深呼吸をし、エウリの方を向いた。

「・・・エウリ、こんな僕を選んでくれて、ありがとう」

そう微笑んだ。それに、エウリは笑い、背伸びをし、触れるだけのキスを落とす。

「“こんな”じゃないですよ。私は、“すまないさん”を好きになったんですよ。」

「・・・エウリ・・・!」

すまない先生は嬉しくなり、エウリを抱き締めた。それに皆、拍手を贈る。

英雄と蛇一族との結婚は、すぐさま世に回った。皆口々におめでとうとこぼす。まだ、蛇一族を憎んでいる人もいるが、すまない先生たちは前を向いて、愛おしい人と前を向いた。

暗黒神を倒した後の英雄たち

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