テラーノベル
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「…うわぁッ!!」
その声が予想よりも近く、大声で叫んでしまった、セラが顔を歪めながら自分の耳を塞ぐ
「…ちょ、はぁ、セラ夫、いきなり走らないでください、って奏斗?ついてきたんですか?」
「…いや、トイレに行こうと思ってさ、ごめん会話聞いちゃって」
「…そゆことね、別に大丈夫気にしないで」
「…でさぁ、さっき話してた内容のことなんだけどさ本当なの?」
本当は蒸し返さないほうがいいんだろうけど、さっき話していた雲雀の体調について一度聞いてしまったからには気になってしょうがない
二人はチラッとお互いを見つめ、少し悩ましそうな顔をした後、ため息をつき僕に話し始めた
「…ってことだったんだよ」
「…ふーん?ありがと、話してくれて」
低い音が廊下に響いた後、静かになる、二人に感謝をいい、立ち去る
「…私たち、やってしまいましたね、、、」
「?、なにを?」
「…いや、何でもありません、、、とにかく早く昼食を買って、教室へ戻りましょう 」
「はーい」
僕の足はすぐさま雲雀がいる部屋に歩いていった、トイレのことを忘れるくらいには
戻ったらどうしてやろうか、気付かないふりをして泳がしてから詰めるか、ちょっとずつ詰めるか、それとも、、、
ガチャ
「ただい、」
そんなことを考えながら部屋に戻ると、雲雀が倒れる瞬間だった、なんとか抑え大事にはならなかった、ちょうど僕がいたから良かったものの、いなかったらどうなってたんだよ
考えていたらちょっとずつ頭に血が昇るような感覚になっていき、腕にも力が入る
けど、問い詰めようとすると雲雀がごちゃごちゃ言い訳をし始めた、思わず腕の力をもっと強くする、、、でもいつもの雲雀だったらすぐ逃げれるくらいの力だ
…結構な時間が経ってる、そろそろ二人が帰って来ちゃう早く聞き出さないと、
「ぐぇ、おい、いい加減に、、 」
苦しそうだし、雲雀もそろそろ話してくれる気になってきたかな、あとちょっと…早く
ガチャ
「…ただいまぁ~」
・・・
…はぁ、あとちょっとだったのになぁ
昼食を買ってきてくれたと二人に笑顔を作り駆け寄っていく、自分でも分かるぐらい声のトーンは変わる、それに気が付いたのかアキラは僕の顔をじっと見つめる
「…奏斗、ほどほどにしてくださいね、」
「ん?、なにが?」
あちゃあ、やっぱこいつには気付かれてるよね
別にアキラは本当のこと知ってるから隠す必要はないが、一応しらばっくれとく
二人がきてからは普通に接した、雲雀も最初はびっくりしていたが、他の二人に気を遣ってたのかいつものテンションになった
…でもさ、雲雀、、、多分気付いてないよね?
さっきからさぁ、全然僕と目が合わないの
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