side.りょ
藤澤「元貴っ!滉斗っ!」
大森「おい。てめえ何してやがる?」
若井「離せジジイ。」
藤澤「っは…?」
聞きたかった声。もう聞けないと思っていた声。
大好きな、2人の声。
大森「離せ」
おじ「それはできないね。この子は今から俺とホテルに行くんだ」
若井「離せっつってんだろ!」
大森「きたねえんだよ。さっさと失せろ」
おじ「嫌だね。行くよ、お坊ちゃん?」
藤澤「ひっ…いやぁっ…!ひぐっ」
2人が来てくれたんだ。もう大丈夫。力をぐっと込めて、腕を引っ張る。
それでもおじさんは強くて、血が止まるぐらいに強く僕の手首を掴んでいる。
そのままタクシーに乗せられてドアを閉められた。
泣きわめいて暴れていると、おじさんに頬をひっかかれた。
ただ事ではない雰囲気を感じ取ってくれたのか、
運転手「大丈夫ですか⁈」
タクシーの運転手さんがエンジンを止めてくれて、ドアのロックを解除してくれた。
ぐいっと若井に引っ張り出される。
大森「てめ”え”っ!」
元貴がおじさんの胸倉を掴んでぶちぎれているのが見えた。
若井「もう、大丈夫だよ」
若井のあたたかい声と、優しい匂いに包まれる。
ふっと力が抜けて、目の前が真っ暗になった。
すごく短いのですが、キリが悪いので…
次は長いですので!すみません!!!
コメント
4件
続きがすごい気になります…‼️✨️涼ちゃん大丈夫かな〜とかもとぱどうするのかなって考えちゃいますね…‼️
早く続き読みたいッ!!